安保法違憲訴訟、原告敗訴

釧路地裁、全国8件目

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 集団的自衛権行使を可能にした安全保障関連法は憲法違反で、平和的生存権などが侵害されたとして、北海道釧路市などの元教員ら215人が国に1人当たり10万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、釧路地裁(新谷祐子裁判長)は16日、請求を棄却した。違憲かどうかの判断は示さなかった。原告は控訴する方針。

 弁護士らの「安保法制違憲訴訟の会」の呼び掛けで、全国の計約7700人が22の地裁・支部に起こした集団訴訟の一つで、8件目の判決。いずれも原告側が敗訴している。

 新谷裁判長は判決理由で「損害賠償の対象になり得る権利や法的利益の侵害はない」と指摘した。