瓶ではなく缶ビールに ホテルがコロナ禍で「新しいパーティー」 岡山市

岡山市のホテルが感染対策を徹底した新しい形のパーティープランを始めました。

記者リポート

(記者リポート)
「食事中に会話するときはこのように手持ちマスクをつけて会話します」

エチケットリーダーが会場を回って声かけをする

更に、少し気が緩みマスクを外したまま話す人がいると、エチケットリーダーというスタッフが会場を回って声かけをします。

ホテルグランヴィア岡山/奈倉宏治 社長

(ホテルグランヴィア岡山/奈倉宏治 社長)
「立食ですから食事だけでなく会話を楽しんでいただく。お食事の時以外は基本的にマスクを着用していただく。マスク会食これを徹底させていただく」

「瓶ビール」ではなく「缶ビール」

岡山市のホテルグランヴィア岡山が始めた「ニューノーマルパーティー」です。
1人9000円の立食形式のコースでは各テーブルに飛沫防止のためのアクリルボードが設置されています。
他にも、回し飲みを防ぐために宴会の定番「瓶ビール」ではなく「缶ビール」に。
また、バイキング形式をやめてスタッフから1皿ずつ直接受け取ることで客と客との接触を減らします。

お重の食事を採用

着席式のパーティースタイルでは初めてお重の食事を採用しました。
配膳時間を30分短縮し、客とスタッフの接触時間を減らす狙いです。

ホテルグランヴィア岡山では新型コロナの影響がなかった2018年度と比べて2020年度の宴会の売り上げは約80パーセントも減っているということです。

ホテルグランヴィア岡山/奈倉宏治 社長

(ホテルグランヴィア岡山/奈倉宏治 社長)
「まだまだコロナの状況が続くということを鑑みて、安全に安心にお食事を楽しんでいただけるものを私どもから積極的に提案させていただいて、皆さんにまたご利用いただきたい」

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