スタンダードチャータードの調査で、欧米企業は国外市場での成長に引き続き自信を持っていることが判明

アジアは依然として主要な成長地域で、アフリカと中東でも成長が見られる

ロンドン & ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- スタンダードチャータードが米国、英国、ドイツ、フランスの最高財務責任者(CFO)や財務担当者を対象に海外成長戦略と直面する課題について調査した2回目の調査研究では、世界的なパンデミックがもたらした不確実性と、それに関連する経済的影響にもかかわらず、海外市場が成長の鍵を握っていることが示されています。この調査では、デジタル技術への投資、拘束されている資金の解放、貿易とサプライチェーンに関連する環境・社会・ガバナンス(ESG)問題への注目の高まりも明らかになりました。

6カ月前の最初の調査以来、回答者は国境を越えた成長に対する企業の信頼の高まりを示しており、企業の42%(37%から増加)が自国市場以外で最高の成長機会を見出しています。

アジアは依然として主要な成長地域です(85%以上がアジアで事業を展開・開始しているか、事業活動を検討中)。アフリカと中東も、今後6カ月から12カ月の潜在的成長市場として微増(4%増)していました。海外に拡大したいという野心にもかかわらず、海外市場の規制要件を理解することは、海外事業を拡大・強化しようとする企業にとって依然として最大の障害(35%)です。これに、サプライヤーとの関係を構築し、サプライチェーン物流を適応させる必要性が続いています(21%)。

企業がパンデミック後の環境を見据える中で、回答者の優先事項の上位3つは、サプライチェーンの障害(2%減少して50%に)や流動性の必要性(2%減少して47%に)などの問題から、流動性の動員に向けたデジタル化への投資増(4%増加して66%に)やESG(5%増加して23%に)へとわずかにシフトしていることが示されました。

スタンダードチャータードのトリー・バーントセン欧州・米州最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「企業が海外での成長や将来投資への注目を高め始めていることは明らかです。持続可能性、デジタル化、規制を理解する必要性は、ビジネスの遂行方法の鍵となるだけでなく、企業が業務効率を高め、海外で成長し、競争力を維持するための機会でもあります。」

編集者への注記

ボーダーレス・ビジネス調査について

この調査は2020年11~12月に実施され、売上高が5億ドル以上の米国、英国、ドイツ、フランスの企業の1000人を超す最高財務責任者(CFO)と上級財務専門家が参加しました。

  • 各国の比率は均等で、回答者の25%ずつです。
  • 回答者の50%は売上高が5~10億ドルの企業で、残りの50%は売上高が10億ドル以上の企業です。
  • 回答の16%は技術部門です。その後、他の産業部門は6~8%となりました。金融サービスはこの調査から除外しました。

スタンダードチャータード

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