三菱電機は金沢競馬場(金沢市)に、長崎製作所(西彼時津町)で製造している大型映像表示装置「オーロラビジョン」を納入。14日から運用が始まった。
スクリーンは縦7メートル、横15.8メートル。従来設置されていた他社製装置と比べ、表示面積を約1.2倍に大型化した。離れた場所にあった着順表示装置と統合し、レース映像と同じ画面で見られるようにして観客の視点移動を抑えた。同社は「迫力があり、視認性の高い映像で観客の一体感を創出できる」としている。
積雪や落雷の多い地域柄を踏まえ防水性を高め、落雷に強い光ケーブルも採用。電力量を抑えて明るくできる高効率の発光ダイオード(LED)素子を使い、平均消費電力を同社従来機種との比較で約12%削減した。
金沢競馬場に大型映像装置 三菱電機、長崎で製造
- Published
- 2021/03/18 10:30 (JST)
- Updated
- 2021/08/29 15:46 (JST)
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