中日・福留が18日から一軍合流 与田監督「どういう守備ができるか見ないといけない」

教育リーグ・阪神戦で2安打2打点をマークした福留

二軍調整中だった中日・福留孝介外野手(43)が18日の練習から一軍に合流することが決定した。

17日の教育リーグ・阪神戦(ナゴヤ)で「3番・右翼」で先発出場し、2点適時二塁打を含む2安打と活躍。ここまで同リーグに9試合で15打数4安打5打点、打率2割6分7厘の成績を残し「ゲーム勘や投手との間合いだったり、全てにおいて順調に来ているのではないかと思う。ファームでやっている以上、呼ばれたときに一番いいパフォーマンスができるように。今のところ、それができているし、これからも変わらずに準備をしっかりしていくということ」と手応えを口にしていた。

この日、巨人とのオープン戦(バンテリン)後、与田剛監督(55)は福留に対して「キャンプから良い状態では来ていたと思う。抜群にいいということではないけど、ある程度、仕上がったという形の報告はずっと受けていました。合流は明日の練習から、そこは確定で」と明言する。

ドラフト6位ルーキー・三好と入れ替えを示唆した上で、起用法について指揮官は「代打なのかスタメンなのか、それは見ておいてください。どっちかと決めるわけでもないし。彼の力なら両方、可能性はある。久しぶりにこのドームで外野を守る。どういう守備ができるかを当然見ないといけない」と説明した。

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