【欧州CL】昨季王者・バイエルンが貫録の8強入り

勝利を喜ぶバイエルン・イレブン(ロイター)

欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦が17日(日本時間18日)に行われ、昨季王者のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)がラツィオ(イタリア)を2―1で下し、2戦合計6―2で準々決勝に進出した。

バイエルンが敵地での第1戦で4つのアウェーゴールを奪ったことで、勝負はほぼ決した状況だったが、王者はまったく手を抜かなかった。守護神のGKマヌエル・ノイアー(34)が風邪で欠場した以外はほぼベストメンバー。前半13分にMFレロイ・サネ(25)の際どいシュートで相手ゴールを脅かすと、31分にはMFレオン・ゴレツカ(26)がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これをエースFWロベルト・レバンドフスキ(32)が決めて先制した。

後半に入っても安定した戦いぶりを見せ、28分にはDFダビド・アラバ(28)のスルーパスに反応したFWエリック・チュポモティング(31)のゴールで2点目。38分にFKからMFマルコ・パローロ(26)のヘディング弾で1点を返されたが、その後は危なげな内容で逃げ切った。

相手に付け入る隙を与えなかったバイエルン。第一関門を難なく突破し、連覇に向けてまた一歩前進した。

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