V6、25年共に歩んできたファンへの思い。「みんながいたからやってこられた」

フジテレビで本日3月19日放送の「連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME」(深夜1:05、関東ローカル)は、V6特集・Episode4を放送。昨年10月から開始した番組のSeason3は、今回で最終回を迎える。

V6はデビュー25周年の記念日である昨年11月1日、ファンに今の自分たちの思いを届けたいと、配信ライブ「V6 For the 25th anniversary」を開催。会場はグループの聖地とも言える、東京・国立代々木競技場第一体育館だ。

配信ライブ2日前。会場にはトラック80台以上のステージ機材が搬入され、設営が進んでいた。六つのVの文字がモチーフとなった硬質なメインステージ、MCの場所としては木のぬくもりが感じられるステージなど、演出に則した舞台が、空間を最大に使って次々に作り上げられた。その様子を見ていた岡田准一は「なんかプラスに変えていきたいですよね。(コロナ禍で)できない、しょうがないっていうのが世の中多いので。なるべくそれを前面に持ち出さない物づくりがしたいですよね」と語る。

そしていよいよ迎えた配信ライブ当日。話し合いを積み重ね作り上げたパフォーマンスが繰り広げられる。そしてライブ終盤、メンバーにサプライズで動画が贈られた。たくさんのファンから感謝を伝える、心のこもったメッセージだった。メンバーたちは真剣なまなざしで見入った。

井ノ原快彦は「報われるね。1人もメンバーが欠けることなく25年走り続けてきて、メンバーが変わるのが悪いことではないけど、やっぱりずっとここを守り続けてきたっていうのは、俺たちの人生において、すごく大きな意味のあることだと思っています。そこにはファンのみんながいたし、スタッフのみんなが支えてくれたんだなと思います」、森田剛は「やっぱりつながっているんだなって、あらためて感じた。感謝ですね。(ファンの)みんながいたから25年間やってこられた、とあらためて感じますね」とと感慨深げに述べた。

岡田は「25年アイドルでいるってことは、大勢の人に愛される自分たちでいようとするってことって、俺たちにしか分かんないと思っていることとかもあったけど、ファンや見てくれている人は分かってくれているんだなって今気付いた感じがすごいあった、ありがとう」と感謝。長野博も「愛を感じますね。いつも少しでも皆さんの元気のもとになったらいいなと思って発信してますけど、あらためてファンの方たちに支えられているからこそ、また次の発信ができるんだなと感じますね。うれしいです」と率直に喜ぶ。

坂本昌行は言葉を詰まらせながら「ずっとやってきて、今この瞬間を迎えられて、本当にファンの皆さんに勇気と元気をもらっているんだなって感じました」、三宅健は「会いたかったね、みんなに直接。本当に会いたかったな」と目を赤らめた。

配信ライブには、コロナ禍により会場に観客を入れることはかなわなかった。しかし、メンバーが意見を出し合い、配信だからこそできる演出を考え抜いた。事前に、本来なら客席で埋まるアリーナでパフォーマンスを撮影するなど、収録映像を実際のライブに織り交ぜる構成を練り上げ、客席や通路となる場所をメンバーが縦横無尽に移動、配信でライブを見る観客に代々木の空気感を届ける演出も取り入れた。25年間という年月の中で育んだ唯一無二の絆、そして築き上げた誇りを胸に、特別な場所に立つ6人の姿を映し出す。

なお、FODプレミアム(https://fod.fujitv.co.jp/s/genre/information/ser3547/)では、放送直後から最新回はもちろん、過去話もすべて配信中。

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