麗澤大学、個室ブースなどオンライン就活用の設備を強化

麗澤大学では、2021年4月にキャリアセンターを全面リニューアルし、コロナ禍におけるオンライン面接などの就職活動に対応するため、個室ブースを設置するなど、施設面での就職活動へのサポート体制を強化した。

新型コロナウイルス感染症の蔓延により、企業の新卒採用活動において企業説明会や面接がオンラインで実施されることが増え、ニューノーマルな就職活動の形が主流になりつつある。しかしながら、麗澤大学では2021年4月より8割の授業を対面方式で実施することを予定しているため、学生においては、授業は大学構内で、そして就職活動はオンライン対応というハイブリッドな形で活動することになる。

学生がいだくオンラインでの就職活動に関する主な不安は、インターネット回線の悪化や、対面授業とオンライン就職活動の両立。学生の多くはその両立を図るため、授業の空き時間に面接の予定を入れることもあるが、その間に自宅やネットワーク環境の整った施設へ移動する時間的なゆとりはない。

そこで、麗澤大学では、学生に就職活動に集中して取り組める環境を提供し、強力にバックアップしようと、株式会社オカムラの個室ブースを導入することにした。5台の個室ブースのうち1台は車いす対応の個室ブースのため、大学に在籍する全ての学生が安心して就職活動に臨むことができる。

そのほか、写真付き応募書類のデータ化やA3印刷、両面刷り、カラー印刷など多様な形式の応募書類に対応することのできるスキャナー付き複合機の導入やソーシャルディスタンスに配慮した半円形のPC作業スペースの設置等、時代に合うサポート体制を施設面でも提供し、学生を手厚くサポートする。

キャリアセンターの長谷川善仁副センター長は「この1年で就職活動の形は大きく変わりました。そのような中で頑張る学生一人ひとりに寄り添い支えられるように、今回のリニューアルに踏み切りました」と話している。

参考:【麗澤大学】麗澤大学×株式会社オカムラ ニューノーマルな就職活動を全面サポート~バリアフリー対応も!就活用個室ブース5台設置~

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