小曽根真、ゲストキュレーターとして選曲を担当したAppleMusicのプレイリストが全世界で公開

ピアニスト・小曽根真が、ゲストキュレーターとして選曲を担当したApple Musicのプレイリスト「Pure Jazz」が本日3月19日に全世界で公開された。

・Apple Music プレイリスト「Pure Jazz」 

「Pure Jazz」はジャズの伝統的なサウンドを網羅しているプレイリストで、伝統的なナンバーから、伝統を重んじつつ現代で活躍するアーティストの楽曲が、Apple Musicのジャズ担当によって全世界に向けてキュレーションされている。

2020年6月にはジャズ界の巨匠ハービー・ハンコックがゲストキュレーターとして選曲を担当したが、今回初の日本人アーティストとして小曽根真が選ばれた。プレイリストは167の国と地域のApple Musicのジャズページにて公開される。

「僕の音楽キャリアの中で出逢った数多くの素晴らしいジャズ・ミュージシャンたちの作品から、印象に残っているナンバーを選曲しました」という小曽根 真のコメント通り、新作『OZONE 60』で表現した彼の滑らかな演奏技術、多彩な興味、影響を受けたサウンドの一部は、今回の選曲にも反映されている。

プレイリストには新旧の名曲が織り交ぜられており、RINAとKazuhiro Takemotoという未来を担うライジングスターのナンバーも含め、いま小曽根が聴いて欲しい楽曲が厳選されている。

(c)Kazuyoshi Shimomura (AGENCE HIRATA)

新作『OZONE 60』は、3月に還暦を迎えるにあたり、完全ソロ・ピアノ作品としては13年ぶりとなるアルバム。クラシックとジャズ、両方の魅力を存分に伝える2枚組。Disc 1は「CLASSICS + IMPROMPTU」と題され、モーツァルト、ラヴェル、プロコフィエフ等のクラシックの名曲に加え、スタインウェイD型とヤマハCFXという異なる2台のピアノをオーヴァーダブした完全即興演奏を収録。そして、Disc 2は「SONGS」と題されたジャズ・サイドで、小曽根書き下ろしの新曲をメインに、今回アルバム初収録となる8曲で構成されている。

なお、小曽根 真は、60歳の誕生日である3月25日の東京・サントリーホールでの初リサイタル公演を皮切りに、全国ツアーをスタートさせる。

■リリース情報

小曽根 真

『OZONE 60』

2021年3月3日(水)発売

Verve/ユニバーサルミュージック

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