一の坂川で桜並木ライトアップ始まる 桜が開花 平年より11日早く

 下関地方気象台(山口県下関市)は3月16日、山口県内でサクラが開花したと発表した。統計史上最も早く、平年より11日、昨年より8日早い。

 桜の見ごろに合わせ3月19日、一の坂川(山口市後河原)沿いの夜間ライトアップが始まった。期間は落花までの約2、3週間で、点灯時間は毎日午後7時から10時まで。

 室町時代に大内氏が京都を模して山口の街づくりをした際、鴨川に見立てたとされる一の坂川。伊勢橋~亀山橋間の約600メートルの両岸に約200本のソメイヨシノが植えられ、この時期は美しい桜並木が景色を彩る。ライトアップされるのは、琴水橋~亀山橋間の約240メートルの区間だ。

 ソメイヨシノは開花から約1週間で満開となるため、順調に開花が進めば、来週半ばには見頃を迎えそうだ。

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