新潟県内長岡市や新発田市など複数地域で計11人の新型コロナウイルス新規感染患者を確認

新潟県健康対策課の志田憲一課長補佐(写真左)と新潟県健康対策課の富山順子参事(写真右)

新潟県は19日、県内1232例目から1249例目(新潟市発表分の患者を除く)となる新型コロナウイルス感染症患者が計11人確認されたと発表した。

新規感染者11人の内訳は、長岡市で4人、新発田市で2人、三条市・魚沼市・五泉市で1人ずつ、三条保健所管内で2人。1249例目患者は一時的に酸素の吸引が必要な症状で、そのほかの10人に関しては軽症状もしくは無症状。現時点で感染経路が不明な患者は、新発田市の2人と五泉市の1人の計3人。

三条のデイサービス施設関連について

1232例目1244例目は三条保健所管内在住で、これまでに複数人の感染が確認されているデイサービスの職員。それぞれ、40歳代と70歳代の女性。2人とも既存患者の濃厚接触者として14日に検査を行った結果が陰性と判定されていたが、咳や咽頭痛の症状が発生したため再検査をした結果、陽性が判明した。

1235例目は三条市在住で無職の80歳代男性。15日に発表された県内1186例目(三条市デイサービス施設職員の女性)の濃厚接触者として14日に検査を行ったが一度陰性が確認されていた。18日に熱と倦怠感があり医療機関を受診。抗原検査の結果、陽性が判明した。

同施設の感染者は本日の3人を含めて9人となった。

長岡市では4人の新規感染患者

1238例目は魚沼市在住で会社員の60歳代男性。16日に咽頭痛の症状があり、18日に県内1218例目の濃厚接触者として検体を採取し検査を行った結果、陽性が判明した。現在は無症状。

1239例目は長岡市在住で会社員の40歳代男性。17日に県内1218例目の濃厚接触者として検体を採取。18日に陽性が判明した。現在は咳の症状がある。

17日に発表された1218例目患者の男性(長岡市在住で県外歴がある)とはそれぞれ仕事で接触があったが、3人ともに不特定多数の人間と接触する職種ではないという。

1245例目から1247例目の3人は長岡市在住で、18日に発表された県内1230例目の男性(長岡市の会社員)の濃厚接触者として検査をした結果陽性が判明した。1245例目の50歳代女性は無症状。1246例目の20歳代男性は鼻閉、味覚・嗅覚の障害。1247例目は鼻汁の症状が現在確認されている。

感染経路不明の患者は3人

1233例目1236例目は新発田市在住。それぞれ、50歳代の女性と40歳代の男性で同居の家族で自営業。これまでの感染患者との接触や、県外往来などが確認されておらず、感染経路は現時点では不明。

症状の経過はそれぞれ、1233例目の女性は16日に発熱の症状があり、17日に医療機関を受診。18日に陽性が判明した。現在は発熱、鼻汁、咳の症状がある。1236例目の男性は、16日に喉の腫れと微熱の症状があり、翌17日に医療機関を受診して検体を採取。18日にPCR検査の結果、陽性が判明した。現在は咽頭痛と頭痛の症状がある。

1249例目は五泉市在住で無職の80歳代女性。18日に発熱があり医療機関を受診して検体採取。19日にPCR検査の結果、陽性が判明した。デイサービスを利用していたことから、利用先の施設の職員と利用者のPCR検査を実施していく予定である。

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