今週は全国的に暖かい日が続き、さくら(ソメイヨシノ)の開花ラッシュとなった。
先週木曜日(11日)以降、きょうまでに開花した標本木は23地点にのぼり、一週間余りで一気に桜シーズンに突入した。
今年のさくら前線は先週木曜日(11日)の広島を皮切りにスタートしたが、開花したすべての標本木は平年を大きく上回る早さ。そのうち、13の標本木で統計開始以来、最も早い開花となった。
今週末も気温が高いため、さらに桜の開花が進み、東日本や西日本では続々と開花発表がありそうだ。
なお、この土日は広く雨や風が強まって荒れた天気になる所もあるが、咲いて間もない桜は比較的強いため、一気に散ってしまうことはない見込み。
統計開始以来、最も早い開花
3/11 広島
3/12 福岡
3/14 長崎、松江、東京(タイ)
3/15 高松
3/16 下関、京都、岐阜(タイ)
3/17 佐賀(タイ)、名古屋(タイ)
3/19 大阪、鳥取
満開予想日(18日ウェザーマップ発表)
3/22 福岡、高松、広島
3/23 松江、東京
3/24 長崎、松山、京都
3/25 佐賀、下関、高知、岐阜、横浜、熊谷
3/27 宮崎、熊本、鳥取、和歌山、名古屋、甲府
3/28 鹿児島、大阪
3/30 大分
(気象予報士・多胡安那)