どん底からはい上がってテレビ賞を戴冠したロンドンブーツ1号2号・田村亮

お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号(ロンブー)」がMCを務めるテレビ朝日系バラエティ番組「ロンドンハーツ」が、「TVerアワード2020」の「バラエティ大賞」を受賞したことを、各メディアが報じた。

記事によると、今回で第1回となる同アワードは、民放公式見逃し配信サービス「TVer」のバラエティ、ドラマの各ジャンルで、昨年1年間を通して総再生数が最も多かった番組を決定。

ロンブーの田村淳は、「たくさんの人に見ていただいたようで、ますます頑張りたいですね」とさらなる意欲を見せた。相方の田村亮は「本当にありがとうございます」と感謝した。

「あの騒動のおかげで、一時期、亮の復帰は絶望的かと思われていた。しかし、亮が復帰出来るように各方面に頭を下げて尽力し、見事に復帰。今回、ネット時代を象徴するようなテレビ賞を戴冠できたのは2人のコンビ愛の強さが世間に伝わったことも一因だろう」(芸能記者)

亮は19年6月、振り込め詐欺グループの忘年会に出席し金銭受領を行っていた、いわゆる闇営業問題が報道され、吉本興業から謹慎処分を受けた。

出演していた番組については、別番組に差し替えや出演シーンのカットといった措置がとられた。

さらに、7月20日には雨上がり決死隊の宮迫博之とともに会見を行い、吉本を真っ向から批判してしまいどん底に追い込まれた。

しかし、12月には相方の淳を代表取締役として「株式会社LONDONBOOTS」を共同設立したことが淳のTwitterで報告され、翌月、亮が同社所属として吉本と専属エージェント契約を結ぶ形にて、芸能活動を再開することが発表された。

2020年2月28日配信分より「ロンドンハーツAbemaTV特別版」でメディア活動を復帰。同年4月7日の「ロンドンハーツ」で約9か月ぶりに地上波放送に復帰を果たすことができた。

4月で22年目を迎える同番組だが、今後も長寿記録を伸ばしそうだ。

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