家族の日常プロが撮影 写真のサブスク始まる

写真のサブスクサービスを始めた「U Pho-cus」のホームページ

 プロカメラマンによる写真撮影のサブスクリプション(定額制)サービスが長崎県内で始まった。依頼主の居住地に限らず、旅行先などでも撮影に応じる。結婚式や入卒園式、七五三などの記念日や、家族の日常を切り取っていく。
 映像制作や写真撮影などの事業を手掛ける「REIKI FILMS」(東京)が企画運営。スマートフォンで写真を撮る人が増える中、プロが撮る写真の良さを感じてほしいと今月、サービスを始めた。地域活性化やカメラマンの雇用にもつながると期待している。
 サービス名は「U Pho-cus(ユー・フォーカス)」。現在、全国でプロのカメラマンら約50人と提携しており、依頼主の撮影地域に合わせてカメラマンを派遣する。県内では松永一樹さん(29)ら2人が登録し、長崎、佐世保、西海、諫早、大村各市、島原半島3市、北松佐々町、東彼3町、西彼2町での撮影に対応する。
 価格は月9800円で2回まで撮影。1回当たりの時間は30分。終了後は30枚までデータで納品する。鈴木麗輝最高経営責任者(CEO)(21)は「プロは光の当て方や構図、表情の切り取り方が違う。思い出を写真に残してほしい」と話している。カメラマンも募集中。問い合わせは同社(電03.6808.5288)。

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