任期満了にともなう千葉県知事選(3月4日告示、3月21日投開票)に、無所属で新人の皆川真一郎氏(66)が立候補しています。
なお、千葉県知事選には届け出順に無所属の熊谷俊人氏(38)、ベーシックインカム党の後藤輝樹氏(38)、無所属の加藤健一郎氏(71)、共産が推薦する無所属の金光理恵氏(57)、無所属の皆川真一郎氏(66)、自民党が推薦する無所属の関政幸氏(41)、国民主権党の平塚正幸氏(39)、千葉県全体を夢と魔法の国にする党の河合悠祐氏(40)の新人8名が立候補しています。
金沢大学卒業。社会科教諭を経て、高校の校長や国際医療福祉大学参事を歴任
皆川氏は1954年千葉県船橋市生まれ、金沢大学法文学部史学科国史専攻卒業。1980年から松戸六実・松戸馬橋・千葉(定)各高校で社会科教諭を務め、ハンドボール・野球・バレーボール部の顧問を担当しました。2006年から沼南高校教頭を、2009年から松戸南高校校長を、2012年から流山おおたかの森高校校長を務めました。校長時に定通教育部会長・高体連ハンドボール競技専門部長・ハンドボール協会副会長を、2015年から国際医療福祉大学参事を歴任しました。
皆川氏が掲げる政策とは
皆川氏はホームページにおいて以下の政策を公表しています。
1.「県札『房(BOU)』発行による県民配当を実施します。
2.県立銀行を創設します。
3.県庁、学校及び警察職員全員のPCR検査を実施します。
4.県立高校生一人当たりの教育予算が関東1都6県最下位を改善します。
5.コロナ対策及び教職員の過労状況軽減のため少人数学級を推進します。
6.県立学校の教室及び職員室のエアコン設置、トイレの洋式化を推進します。
7.「寮」が付属した水産高校を復活します。
8.商工業が盛んな東葛飾地域に「科学技術高校」を新設します。
9.定時制夜間給食を復活します。
10.県内在住の私立高校生に県単独補助金支給による「授業料無償化」を推進します。年収609万円以下に「入学金10万円」、500万円以下に「施設費等20万円」、年収590万円~720万円に「授業料26万円」を支給します。
11.LGBT Qといわれる性的少数者を対象にした「パートナーシップ宣誓制度」を実施します。
12。有機農業を推進します。そのため小規模農家が安価な負担で実施できる「参加型保証システム(PGS)」の導入。そのための条件整備に務めます。
13.「自然災害被害者救済募金」を創設します。
14.災害に強い県土の構築に務めます。
15.アクアライン通行料「800円」支援事業は、従来通り維持します。
16.県立西部図書館など文化施設の統廃合に反対します。
17.木更津基地へのオスプレイ暫定配備期間5年の延長は認めません。
18.東海第2原子力発電所の「再稼働」に反対していきます。