人形焼きだけじゃない!浅草の隠れグルメ
東京に来たら外せない人気スポット、浅草。その名物といえば、人形焼を思い浮かべる人も多いでしょう。
しかし、浅草寺の近くの路地裏には、人形焼き以外にもたくさんの隠れグルメがあります。しょっぱい食べ物も甘いスイーツもあり、食べていたら無限ループにはまってしまうかも? そんな浅草のオススメグルメ10選を紹介します!
1. 日本初!日本酒アイス専門店「SAKEICE」
「SAKEICE」は、日本で初めて高アルコール濃度(4%)の日本酒を含むアイスを販売したアイス専門店。
製造工程でアルコールが飛ぶのを極力抑えることで、香り・味のどちらにも日本酒がしっかり感じられるアイスクリームを実現しました。
人気No.1は、看板商品の「日本酒アイス」。また、北海道・旭川の地酒とコラボした「男山」は、後味のさっぱり感がたまらない一品です。
ローズラズベリーやはちみつバニラなど、ノンアルコール味もあります。休日に子どもを連れて出かける時にもピッタリのスポットですよ。
2. オススメはどら焼き!いちご和スイーツ専門店「浅草そらつき」
ポップな紅い暖簾が目印の「浅草そらつき」。築地にある人気スイーツ店、「築地そらつき」の姉妹店です。店頭には串に刺さった紅白のイチゴが並んでいて、とても目立ちます。
ここの人気商品は、どら焼き。和風の黒糖抹茶からモンブランまで、さまざまな種類があります。筆者は今回、ティラミスどら焼きを選びました。
生地はしっとりしていて、中は生クリームがたっぷり。甘すぎず、飽きのこない味です。チョコレートパウダーを掛けずとも、そのままおいしく食べられます。
中には大きないちごが入っていて、まるでケーキを食べている気分になりそう。ひとつだけ欠点を挙げるとしたら、ボリュームたっぷりなので一口で餡までたどり着けないことでしょうか。
3. 絹のような口当たりが魅力の「浅草シルクプリン」
茨城県産の新鮮な卵と北海道産の生クリームを使用した「浅草シルクプリン」は、メディアで話題のスイーツです。
「シルク(絹)」という名の通りの滑らかな口当たりが特徴。一度食べるとクセになりそうです。
普通のプリンよりも甘すぎず、やや苦味のあるキャラメルソースとコクのあるミルクがよくマッチした大人のデザートです。普段は甘いものを食べない人にも、ぜひ試してほしい一品です。
4. 食べ歩きにもオススメの「もんじゃころっけ」
もんじゃ焼きは浅草を代表するグルメですが、ちゃんと食べようと思ったら、お店に入って自ら鉄板で焼く必要があるので、時間がかかります。
でも、旅の途中だと時間がない時もありますよね。そんな時にオススメは、「もんじゃころっけ」。注文してからわずか4分で、熱々のもんじゃが入ったコロッケが楽しめます。
筆者は今回、明太子味とプレーンのもんじゃ焼き味(300円)を注文しました。正直なところ、明太子味は他の調味料との兼ね合いでもんじゃの味がよく分からなかったのですが、プレーンは、もんじゃ焼きそのものでした!
熱々で濃厚な具には、焼きそばも入っています。おいしくて食べ応えも抜群です。
5. 40年の歴史!「よ兵衛」の焼き団子
浅草寺のすぐそばにある「よ兵衛」は、焼き団子が人気。創業40年以上の歴史のあるお店では、広々とした飲食スペースが設けられていて、熱々の団子を食べながら、歩き疲れた足を休めることができます。
今回、筆者は生醤油味を注文しました。コンソメもみりんも入っていない純粋な醤油の味わいが魅力で、食べると団子の甘みが口の中いっぱいに広がります!
6. 午後のおやつにいかが?「鳴門鯛焼本舗」
浅草の中でも、ひときわ目立つ看板を掲げる「鳴門鯛焼本舗」。いつも行列ができる人気店です。池袋や恵比寿にも系列のお店があります。
「鳴門鯛焼本舗」は、「天然たい焼き」をうたっています。現代のたい焼きの多くは、一度に大量に焼き上げますが、「天然」は一度に一匹か二匹ずつ焼く昔ながらのやり方です。
筆者が行列に並んでいると、隣のおばあちゃんが「午後、少しお腹が空いてここのたい焼きが食べたくなったから、わざわざ来たのよ」と言いました。本当に地元から愛されているスイーツなんですね!
筆者は今回、十勝小豆と鳴門さつまいもの2種類をいただきました。十勝小豆は、中に小豆がぎっしりと詰まっていて、お茶と一緒に食べると最高です。さつまいも味はふんわり甘く、皮はサクサク。あんこよりも生地が好きな人にオススメです。
7. 浅草の熱々グルメ!「浅草メンチ」
浅草の人気の熱々グルメといったら「浅草メンチ」でしょう。
神奈川県の高座豚をふんだんに使用しており、その香ばしい肉汁がたまりません。肉本来の甘みを引き出すために、ソースなどの使用はオススメしません。ただ、からしを合わせると、メンチの味がよく引き締まります。
8. 芋好き必見!浅草菓子専門店「おいもやさん興伸」
「おいもやさん興伸(こうしん)」は、明治時代の初期からさつまいもの卸売りをしてきた老舗です。おいしいさつまいもを多くの人に味わってほしいと、1984年から、さつまいも菓子の専門店を展開してきました。
旬のさつまいもを厳選し、各店舗で調理して提供しています。提供されるさつまいもの種類や量は日によって異なります。
濃厚なハチミツに漬け込んだ金色のさつまいもは、表面はサクサク。皮の下は、甘くてやわらかな味わいです。サツマイモ好きにはたまらないスイーツですが、慌てて食べて喉に詰まらせないよう、ゆっくりと味わってくださいね。
9. 猫せんべいのかわいさがたまらない!「和泉屋」
多くの猫好きたちの心を捉えているのが、「和泉屋」の猫せんべい。
「和泉屋」を運営するご家族は、代々猫と暮らしてきました。このことが、かわいい猫せんべいをつくった背景にあるそうです。
猫せんべいには、特大ネコ、大ネコ、中ネコ、子ネコの4つのサイズがあります。ベーシックな醤油から、ごま、いちご、抹茶など、味は10種類以上。
抹茶の猫せんべいを買ったところ、厚めの猫せんべいの表面に香り高い抹茶がたっぷりとかけられていました。甘辛さの中に抹茶の苦味もあり、次から次へと食べたくなります。
なお、せんべいの包装袋は破るのが少し難しいので、おみやげに持って帰るのがオススメです。
10. 金箔アイスは金沢だけじゃない!「金箔屋卯兵衛」
金箔アイスは金沢の名物として知られていますが、実は浅草でも味わうことができます。
「金箔屋卯兵衛」は、155年の歴史を持つ金箔加工の老舗。その浅草店の店頭では、「金箔そふと」が楽しめます。見た目は金沢のものよりミニサイズですが、さわやかなミルクの香りに満足感たっぷりです。
店内では、さまざまな金箔商品も販売しており、中でも注目は、色とりどりの食用金箔。食べ物にかけると、ゴージャスさが増します。
食べ歩きが禁止の場所も
浅草には多くの屋台がありますが、食べ歩きが禁止の場所もあります。今回紹介したお店の多くは、席があったり、立食できるスペースがあったりするので、基本的にはそこで楽しみましょう。
ウェットティッシュや袋を持参し、ゴミの処分もしっかりして、気持ちよくグルメと旅を楽しんでくださいね。