【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】「極楽とんぼ」の加藤浩次(51)が、3月いっぱいで吉本興業とのエージェント契約を終了することになった。「契約を延長しない」と切り出したのは、吉本側だったという。本人は「話し合いを持ったら『延長しないんで』って言われて、『ドヒャー!』ですよ」とたじろぐ。さらにエージェント契約になってからも「吉本にいる、みたいな感情がどっかでなんかあったのかな。傲慢じゃないけど。楽をしていたというか」と自身を見つめ直しているようだ。
加藤と仲の良いおぎやはぎの矢作兼は語る。
「もともと加藤は2年前に『辞める』って言っててさ。なのに、お互いの妥協点としてエージェント契約をした。2年間そういう状態が続いて、腰も据わってきた時に『もう延長しない』って言われると、急に『え? え?』ってなるもんなんだね」
吉本から外れた加藤に対してラブコールを送るのが、ナイツの塙宣之だ。
「フリーになるので漫才協会に誘わなきゃいけない。キングコング、極楽とんぼ、TKOも漫才協会に入れる。アンジャッシュも。今がチャンスだから、バカなふりして聞いてみようかな」
そんな加藤よりも芸人たちの間で関心が集まっているのが、相方の山本圭壱の吉本残留だ。
おぎやはぎの小木博明が「山さんが吉本にいるのが意味分かんないんだよ。なんでそこが入れ替わってんだよって」と疑問を呈すれば、有吉弘行も「山本さんが残るってスゴいよな。山本さん、一回クビになって、復帰したら今度は加藤さんがいなくなっちゃった」と不思議がる。
明石家さんまは笑いを禁じ得ない。
「加藤は山本のために、かなりの人と会ったり、お願いしてやっとこさ吉本に戻したら、加藤が辞めるって。山本は多分スゴいコケ方してると思うよ。ボテッて。コントやったら、机に頭打ってるような状態やろうな」
さて、加藤の今後はというと「心機一転じゃないですけど、初心に帰るっていうか。『よし、一からやるか』と。ちゃんと全部やっていこう、みたいな気持ちになるね」と話している。
☆現役放送作家X氏 1967年、神楽坂に生まれる。23歳でラジオ番組にて放送作家デビュー。現在はPTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本も手がける。