【パラ陸上】日本選手権が開幕 東京パラ金候補・佐藤友祈が400Mで大会タイ記録をマーク 

佐藤友祈(本人提供)

パラ陸上の日本選手権(東京・駒沢陸上競技場)が20日に開幕し、東京パラリンピックでの活躍が期待される選手たちが躍動した。

男子400メートル(T52)の世界記録保持者・佐藤友祈(31=モリサワ)は、56秒23の大会タイ記録で優勝。約5か月後に迫った本番を前に、順調な仕上がりぶりを披露した。

同100メートル(T52)では、東京パラリンピック代表に内定している大矢勇気(39=ニッセイ・ニュークリエーション)が自身が持つアジア記録を更新。17秒19の好タイムで頂点に立った。

女子では、平昌パラリンピックアルペンスキー大回転(座位)金メダリストで、現在は陸上との〝二刀流〟で東京パラリンピック出場を目指す村岡桃佳(24=トヨタ自動車)が100メートル(T54)で優勝。しかし、17秒33と好記録を残すことはできなかった。同400メートル(T13)は、佐々木真菜(東邦銀行)が59秒63をマークした。

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