本紙客員編集長のビートたけしとTOKIOの国分太一がこのほど都内で、司会を務めるテレビ東京系新番組「レベチな人、見つけた」(30日スタート、毎週火曜夜11時6分)の初回収録に参加し、制作発表会見を行った。
“世の中に1%くらいしかいないだろう!”というレベルが違いすぎてすごい「レベチな人」を探し出し、たけしと国分にディレクターがプレゼンする番組。初回放送では、透視能力を持つ超能力者という青森県でレギュラー番組を多数抱えるお笑いコンビ「あどばるーん」の新山大などが紹介された。
初回の収録を終えたたけしは「笑って喜んでいただけだけど、まだ可能性のある番組。放送コードもあるけど、もっと危険な人を出してほしい」。国分は「この番組から生まれてくるようなキャラクターも出てくるんじゃないかなと期待している」という。
また、周囲で「レベチ」な人はと聞かれた国分は「たけしさんはレベチだなともう。楽しいことや、ふざけることを率先してやっているのに、フランスで賞も取っている。どれもこれもレベルの高いもので、そんな武さんと一緒に番組ができるのは幸せ」と笑みを見せた。
そのたけしは自分の中で「レベチ」な部分については「この芸能界はいろんな規制がある中、よく干されなくて残ってるなと。前科があって死にかけても芸能界にいる。レベチでなければとっくに終わりだよ」と自虐ネタをぶちまけた。
最後に番組への意気込みを聞かれたたけしは「いろいろありますが、オリンピックの総合演出は私にやらせなさい。佐々木何とかというのはダメだ」と時事ネタの冗談で笑わせた。