福原さん母が帰国も2人の子供は断念 不倫騒動2Rは親権めぐる「条件闘争」

次はどう動くか

卓球女子五輪2大会メダリストの福原愛さん(32)の不倫疑惑をめぐって20日、大きな動きがあった。台湾にいる実母が帰国する運びとなったのだ。

同日午後、夫の江宏傑(32)が両親と2人の子供らを連れ、台北の松山空港で福原さんの母を見送る姿を台湾メディアがキャッチ。これを受け、福原は母の帰国を認めた上で、書面を発表した。

「母親の帰国について」と題した直筆文書で「この度、両家族で話し合い、私の母は日本に帰国することになりました。夫に台北の空港まで送ってもらい、日本の空港では兄が迎える予定です」と公表。

続けて「母は、高齢で介護も必要なため、皆様にはご配慮いただけますと幸いです。現在、夫婦間で子供にとって何が一番なのかを話し合っている最中で、何もお話できる状況ではないこと、申し訳なく思っています。誠に勝ってなお願いではございますが、母親や子供、両家族への配慮、何卒よろしくお願いいたします」と記した。

2人の子供の帰国に関しては触れておらず、現在も台湾にいる夫の家族のもとで生活しているとみられる。関係者の話。

「福原さんはすでに夫に離婚意志を伝えている。できることなら子供2人も日本に呼び戻したいはずだが、断念した」

福原は一貫して「子供にとって何が一番なのかを話し合っている」と説明しているが、自身が親権を失う可能性は大いにある。台湾では単独親権と共同親権が並存しており、夫婦によってどちらを選択するかはまちまち。儒教思想や家父長制の考えが根強く残っており、男性優位なことが多いという。

「不倫報道も効いてくる。子供を台湾に残し、日本で夫以外の男性と密会していたと解釈されれば、心証は最悪。子供も台湾の生活に慣れている。夫の単独親権があっさり認められてもおかしくない」とは法曹関係者。

このところ、江はインスタで子供の写真を〝連投〟している。16日には、子供たちが粘土遊びに夢中になる姿、18日には1歳長男がおもちゃの車に乗ったり、ヘルメットを被るのを3歳長女が手伝う様子が映っていた。

「何らかの意図がある。これを見た福原さんは子供たちのことを想起するはずですからね。台湾に戻るよう促しているのか、それとも子供たちを〝人質〟に取り、もろもろ条件闘争するつもりなのか」(前出関係者)

福原は母の帰国にひと安心しているヒマもなさそうだ。

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