デーブ・スペクター “ブタ演出”の佐々木氏に言及「本気で打診してるわけがない」

デーブ・スペクター氏

テレビプロデューサーのデーブ・スペクターが21日放送の「サンデージャポン」(TBS系)に出演。東京五輪・パラリンピック開閉会式の演出を統括する大会組織委員会クリエーティブディレクターの佐々木宏氏(66)の容姿侮辱問題について言及した。

佐々木氏は、昨年3月に演出チーム内のLINEで、タレントの渡辺直美(33)をブタになぞらえた演出を提案。同メンバーらから大ひんしゅくを買っていたことが報じられた。

デーブは一連の騒動について「バラエティーのネタ会議の延長戦で言ってるだけ。実際に吉本新喜劇の酒井藍ちゃんだってそのキャラだし、今出てる人気お笑い芸人3人組の女の子もブタの鼻付けてCM出てますけど、止めてない」と指摘。

「直美さんは次のステージに行っているので本当は気にしていないと思うが」と前置きし「正直に言って、本気で打診してるわけがない。オリンピックをイジってはいけないからどっちにしてもピッグ(ブタ)は通らない。それと同時に、これは掴みで言ってる程度」と佐々木氏の発言を分析した。

最後は「本当に不愉快と感じているメンバーがいたのなら1年前に言ってるはず。なんで今かというと、追い出すためなんですよ」とコメント。「面白いアイデアが生まれるためにはあれもこれも言ってしまうんですよ」と語った。

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