千葉県知事選は熊谷氏当選 ピエロ男やプロポーズ組は“瞬殺”

落選が決まった後藤氏(左)、河合氏

千葉県知事選が21日投開票され、立憲民主党などが支援した熊谷俊人前千葉市長(41)が初当選。「ベーシックインカム党」の後藤輝樹氏(38)や「千葉県全体を夢と魔法の国にする党」の河合悠祐氏(40)は落選となった。NHKは投票締め切り(午後8時)直後にテロップで熊谷氏の当選を伝えた。

森田健作知事(71)の後任を巡る知事選は、過去最多となる8人の候補者が名乗りを上げ、話題となったのは政見放送だ。

顔面白塗りのピエロに扮した河合氏は、千葉県のディズニーランド化や政策をド忘れするコント風でアピールすれば、後藤氏は「ちなつさん大好きです!」と彼女の長所を列挙し、「あなたを幸せにできないなら自決します。結婚してください」とプロポーズした。

さらに無所属で医師の加藤健一郎氏(71)は「夢は当選して、小池百合子氏と結婚する。(小池氏は)落選するような情けない男は相手にしない。私事で恐縮ですが、めでたく結婚できるようにご支援お願いします!」とまじめな顔で訴え、「ネタ披露会か!」「面白過ぎる」「千葉県民として恥ずかしい」など賛否両論で、物議を醸す選挙となっていた。

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