東京都立大学で卒業式 「首都大」から名称変更で新歌詞も

東京都立大学は卒業式の日を迎えました。今年は全員がマスクを着用し、徹底した消毒を施した上での門出となりました。

東京国際フォーラムで3月21日に行われた卒業式には、今期で退任する上野淳学長の祝辞のほか、東京都の小池知事もビデオメッセージを寄せて新たな門出を祝いました。

式典は新型コロナウイルスの影響もあり、ソーシャルディスタンスを保ちながら行われ、保護者は感染予防のために動画配信によるオンラインでの参加となりました。

2020年4月から「首都大学東京」から「東京都立大学」に名称が変わったことで、歌詞の一部を変更した新校歌も初めて披露されました。

卒業生の中には「今までのノウハウが全然生かせない就職活動で非常に大変だったが、その中でもオンラインの良さなどすごく視野が広がった」と話す人もいるなど、コロナという状況下でもオンラインなどを駆使した新たな可能性が見いだせたと、新たな門出に頼もしさも感じさせるものとなりました。

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