山口智充と木村昴が白濱亜嵐主演「泣くな研修医」に出演

テレビ朝日系で4月にスタートする、白濱亜嵐が主演を務める連続ドラマ「泣くな研修医」(土曜午後11:00、開始日未定)に、山口智充と木村昴が出演することが決まった。

ドラマの原作は、現役外科医・中山祐次郎氏のデビュー作にしてベストセラーの同名小説。現役医師が描いたからこその圧倒的なリアリティーが表現され、これまでの医療ドラマであまり描かれることがなかった、医師でありながら何も分からない研修医たちのリアルを描くとともに、現代の医療界が抱える問題も映し出していく医療ドラマであり、無力感に打ちのめされ葛藤しながらも成長していく研修医たちの青春群像劇だ。

山口は、主人公の研修医・雨野隆治(白濱)が働く牛ノ町総合病院の放射線科で働く、ベテラン放射線科医・藤堂浩司を演じる。藤堂は医師としての腕は確かだが、事あるごとに先輩風を吹かせる面倒な性格の持ち主。外科と切っても切れない関係の放射線科でありながら、基本的に当日の予約を受け付けず、研修医が上司の指示で急ぎのお願いをした際にも、説教だけではなく昔話まで始めるという一癖も二癖もある役どころとなっている。

自身の役柄について山口は、「久しぶりのドラマ、それも初めての医者の役にワクワクしています! 今回演じる藤堂のように、こういう面倒くさいけど、人間くさい人、僕は好きです」とコメント。また、「主演の白濱亜嵐くんは爽やかでキラキラしてて…ご一緒させていただいてるだけで刺激になります! とにかく、自分にとっても『楽しみ』が詰まったドラマです。リアルだからこそ決して大げさではないこのすてきな人間ドラマを見て、心温まりましょう!」とメッセージを送っている。

一方の木村は、事故で救急搬送されてきた子どもの父・山下武を演じる。重症を負った子どもを心配するあまり、時に隆治に食い下がったり、時に突拍子もない行動をとったりと、隆治たちを振り回していく。

木村は「今回の出演のお話をいただいた時は、とってもうれしかったです。また新たなことに挑戦できるワクワクが大きかったことを覚えています。しかも、はじめての父親役! 自分の中にある『お父さん像』のようなものをフルで生かして挑戦します。絵に描いたような子ぼんのうで、息子のことを気にかけるあまり、白濱さん演じる雨野先生に執拗につめよるシーンが印象的で。きっと僕もいつか子どもを授かったら、ああなるんだろうなと思いました」と意気込みを語っている。

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