【ドラッグストア協会】実態調査速報版、ドラッグストア市場は初めて8兆円超に。前年比+4.6%

【2021.03.22配信】日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は3月22日、毎年公表しているドラッグストア実態調査の速報版を公表した。それによるとドラッグストアの市場規模は初めて8兆円を超えた。2020年度(調査第21回)の全国総売上高は前年比+4.6%の8兆363億円だった。

JACDSは「2020年度版業界推計 日本のドラッグストア実態調査(速報版)」を公表した。会員調査をベースに、全国の規模を推計したもの。

全国総店舗数は2万1284店舗。

全国総売上高は前年比+4.6%の8兆363億円。

カテゴリー別売上高では、「ホームケア」が最も伸びて前年比+7.9%の1兆7454億円。
次いで伸びが大きかったのが「調剤・ヘルスケア」で前年比+5.7%の2兆5338億円。
その他、フーズも前年比+4.4%の2兆1963億円。
ビューティーケアは苦戦して、前年比−0.4%の1兆5603億円だった。

ここ数年は5%程度、毎年、市場が伸長している
出典:日本チェーンドラッグストア協会 「2020年度版 日本のドラッグストア実態調査」

カテゴリー別では「ホームケア」の伸びが大きかった
出典:日本チェーンドラッグストア協会 「2020年度版 日本のドラッグストア実態調査」

© 株式会社ドラビズon-line