週間予報 気温高い状態続く 28日(日)から29日(月)は広範囲で荒れるおそれ

23日(火)午後も全国的に晴れる所が多く、関東から西は気温が15℃を超える見込み。日差しが心地よい地域が多くなるが、内陸を中心に空気が乾燥するため、火の取り扱いに注意が必要だ。

24(水)さらに暖かく

 あす24日(水)も晴れる地域が多く、東・西日本は日中の気温が19℃前後まで上がる見込み。内陸を中心に、朝と昼の気温差が大きくなるので、調節しやすい服装が良さそうだ。空気の乾いた状態が続くため、火の取り扱いはもちろん、肌の状態にも気をつけたい。午後は西日本で次第に雲が広がるが、この方面は24日(水)いっぱい天気の崩れはほとんどなさそうだ。一方、沖縄は低気圧の影響で早い所では昼前から雨となり、午後は先島諸島で激しい雨の降るおそれがある。

25日(木)は雲多め

 25日(木)午前にかけては、日本の南を雨雲が通るが、陸地には一部かかる程度で、午後は西日本で晴れ間の出る所がありそうだ。ただ、これとは別に日本海でも雨雲が発生するため、北陸や北日本の日本海側で昼前後に天気の崩れる所がある見込み。26日(金)は西日本を中心に晴れるが、東・北日本は多少雲が広がりやすく、北日本で雨の降る所がある予想となっている。26日(金)は日中の気温が西日本や東海、関東で20℃~23℃まで上がり、上着が要らないくらいの陽気となりそうだ。

週末以降の天気

 27日(土)は東・北日本で晴れる所が多く、関東から西は日中の気温が20℃を上回る見込み。ただ、天気は西から下り坂で、西日本は比較的早い時間から雲の広がる所があり、夜にかけて次第に南寄りの風が強まる見込み。

 28日(日)は低気圧や湿った空気の影響で、日中は西日本を中心に雨や風の強まるおそれがある。日付が29日(月)に替わると、強い風や雨の中心は東・北日本へと移り、東日本の太平洋側は朝の通勤時間帯に荒れた天気となる可能性がある。   (気象予報士・高橋和也

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