英女子リーグ、快挙!放映権が「36億円」で売れる

イングランドの女子プロサッカーリーグである「WSL(FA Women's Super League)」。

女子プレミアリーグから再編されて2011年にスタートし、それから徐々に男子のビッグクラブによる参戦も増加。今季は1部が12チーム。2部が11チームで開催されることになった。

アストン・ヴィラには日本代表の岩渕真奈選手も所属しており、ますます注目を集める存在となっている。

そして今回『Mirror』などが伝えたところによれば、WSLは2021~2024年の放映権について『Sky Sports』『BBC』との契約を結ぶことに成功したとのこと。

その額は3年間でおよそ2400万ポンド(およそ36.1億円)で、これは歴史的な契約になったという。

『Sky Sports』がWSLを放送するのは初めてのこと。最大でシーズンの44試合、最低で35試合を放送する義務があるとのこと。

『BBC』も2つのチャンネルを使用して18~22試合を生中継することを約束している。

なお、WSLが男子のサッカーと別に販売されたのも初めてのことで、これによって女子サッカー各クラブに放映権収益の大部分が分配されるという。

FAの女子プロサッカーディレクターを務めているケリー・シモンズ氏は「国内の取引という点では、女子サッカーのみならず女子スポーツでも世界最大の契約になる」と話したとのことだ。

【写真】今「世界で最も素晴らしい女子選手」TOP20

なお、日本からはFAが提供している『FA Player』というサービスによってWSLの試合を無料観戦することができる。

© 株式会社ファッションニュース通信社