蓮舫氏 河井克之被告の議員辞職表明に「夫婦共に未だ会見も開いていません」

蓮舫氏

公職選挙法違反に問われている元法務大臣の河井克行被告(58)の被告人質問が23日にスタートし、河井被告は無罪主張から一転して起訴内容の大半を認めた。さらに、議員辞職の意向も示した。

河井被告は妻の案里元参院議員(47)が当選した2019年の参院選で、地元議員らに現金を配ったとされている。「妻の当選を得ようという気持ちがまったくなかったとは言えない」と話した。一方で案里氏との共謀は否定している。

立憲民主党の蓮舫参院議員(53)は同日、ツイッターを更新。「河井案里さんの選挙で自民党から提供された1・2億円は政党助成金、原資は税金です。あわせて当選無効となった彼女の議員時代に党に払われた6534万円の政党助成金を菅総理は返還しない意向を国会で答弁」と指摘。その上で「政治と金、夫婦共に未だ会見も開いていません」と説明責任を果たしていないと訴えた。

このツイートには「歳費も税金なんだよな」「夫婦で勝手にしたことじゃないでしょ」と怒りの声が寄せられていた。

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