ジェーン・レヴィが「ゾーイの超イケてるプレイリスト」の魅力を語る!

ミュージカルだけど演劇ともコメディーともいえる作品

「ゴシップガール」や「アグリ・ベティ」などのガールズドラマを生み出してきたクリエーターたちがおくるミュージカルコメディー「ゾーイの超イケてるプレイリスト」。笑って泣ける、ハートウオーミングな本作の主演を務めるのは、「キャッスルロック」のジェーン・レヴィ。ある日突然、他人の心情が歌で聞こえる特殊能力を手に入れ、戸惑いながらも前向きに進み始めるヒロインをキュートに演じている。

── 本作のストーリーの魅力を教えてください。

「これは、若い女性が突然、人の心を読めるようになる話よ。ミュージカルの曲を通して他人の心が分かるの。他人の心の奥や欲望や痛みが聞こえてきて、切なる願いや愛も曲を通じて分かってしまうのよ」

── 演じたゾーイは、どんな女性ですか?

「ゾーイはサンフランシスコ在住の優秀なプログラマー。人生のつらい時期で、父親が難病に冒されていて胸を痛めているの。そんなある日、頭痛が気になったゾーイがMRIの検査を受けている最中に地震が起きて、突然、人の心情が歌と踊りで分かる能力を得るのよ。ゾーイはユニークな女性ね。ゾーイとしていろいろ演じられて幸運だと思う。素晴らしい歌手やダンサーたちと時間を共に過ごせたことも幸せだわ」

── 華やかな歌とダンスも満載で、見どころですね。

「本作を分類するのは難しいわね。ミュージカルだけど、演劇ともコメディーともいえる。それら全部ね。音楽はみんなを一つにする。みんな悲痛な思いをするし、たくさんの愛もある。メインテーマの一つは共感ね。ドラマを見た時は心が温まる感じがした。そんな作品に関われて光栄だわ」

── アレックス・ニューウェル演じるモーとのコンビはいかがでしたか?

「とても面白い設定よね。希薄な関係だった隣人がこの音楽の旅を導いてくれる。ゾーイの特殊能力がきっかけで、モーとの距離が縮まるんだから。アレックスとの仕事は好きよ。モーとアレックス、2人とも堂々としている。アレックスの目を見るとドキドキしちゃうわ! 彼が大好きなの」

── 上司を演じたローレン・グレアムとの共演はどうでしたか?

「ローレンとは実際に友人よ。彼女は上司役に向いているって思ってたの。それで彼女と話した時に『やってくれない?』と聞いたの。俳優としても人としてもローレンのファンだし、一緒に働くのも楽しいし面白い人よ。彼女がいてくれてうれしいわ」

── 今回のドラマのために、事前に準備をしたことはありますか?

「歌の練習が面白かった。私はちゃんとした歌い方を知らなかったから、練習漬けの毎日を過ごしたの。ダンスもプロ並みにやったことがなかったから最初はひどかった! まだ覚えているわ(笑)」

── 誰に見てほしいですか?

「いろいろな要素が少しずつあって、ファミリータイムに完璧なドラマよ。私の年代の女性も、もっと年上の人も好きだと思うわ。すべての人に何かが伝わると思う。音楽は万国共通だし、笑いあり涙ありで愉快なドラマよ。キャラクターやストーリーに世界中の人が共感すると思う。1本のドラマの中ですべてができたって感じるわ(笑)」

【プロフィール】

ジェーン・レヴィ Jane Levy
1989年12月29日生まれ。米・カリフォルニア州出身。2012年、「Nobody Walks(原題)」でスクリーンデビュー。ほか映画の出演作に「死霊のはらわた」(13年)、「ドント・ブリーズ」(16年)など。ドラマはスティーヴン・キングとJ・J・エイブラムスが製作総指揮を務めた「キャッスルロック」(18~19年)、「WHAT/IF 選択の連鎖」(19年)などに出演。本作で第78回ゴールデングローブ賞コメディ/ミュージカルシリーズ部門女優賞に初ノミネートされた。

【番組情報】

「ゾーイの超イケてるプレイリスト」(全12話)
3月25日スタート
スーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメ
木曜 午後10:00~10:55ほか(二カ国語)
木曜 深夜0:00~1:00ほか(字幕)

父が難病を患い、介護する母をケアしながら仕事に生きるゾーイ(ジェーン・レヴィ)。彼女はある日、人の心の声が歌と踊りで見えるという特殊能力を手に入れるが…。製作総指揮はオースティン・ウィンズバーグ。

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