報道ステーション(テレビ朝日系)の新CMが女性蔑視だと炎上している件について、報道ステーションの公式ツイッターが24日、見解を表明。新CMを取り下げるとした。
新CMは若い女性が画面越しに語りかけてくるもので、特に問題視されているのが、女性が「どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかって、スローガン的に掲げている時点で、何それ、時代遅れって感じ」と話している部分だ。
例えば立憲民主党の蓮舫参院議員は「この程度のジェンダー認識でCMを作られたのか、との想いです」と落胆していた。
また、最後に「こいつ報ステみてるな」との文字が出てくるが、「こいつ」に上から目線を感じるとの苦言もあった。
炎上を受けての公式見解は以下のようなものだった。
「今回のWebCMは、幅広い世代の皆様に番組を身近に感じていただきたいという意図で制作しました。ジェンダーの問題については、世界的に見ても立ち遅れが指摘される中、議論を超えて実践していく時代にあるという考えをお伝えしようとしたものでしたが、その意図をきちんとお伝えすることができませんでした。不快な思いをされた方がいらしたことを重く受け止め、お詫びするとともに、このWebCMは取り下げさせていただきます」
公式ツイッターには「22時のニュースはWBS見ます」「自民党みたいな謝罪するな」などと厳しい意見が寄せられている。