未来のスターを発掘「私が女優になる日_」。演技バトル番組に出演する10人が決定!

TBSで昨年12月に発足した、全国の10代の女性を対象に、将来ドラマで活躍する女優を発掘・育成する「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』」。1月から始まった1次の書類審査、2次のリモート面接、3次の対面面接を経て選出された10人が、4月17日にスタートする演技バトル番組「私が女優になる日_」(土曜深夜0:58)に、ドラマへの出演権をかけて出演することが決定した。

このプロジェクトでは、幅広い世代に人気の俳優・タレントが所属する「田辺エージェンシー」と、数多くの番組、ドラマ、映画から、アイドルや楽曲などさまざまなエンターテインメントを手掛けてきた秋元康がタッグ。TBSからは、人気ドラマ「半沢直樹」「MIU404」「私の家政夫ナギサさん」「テセウスの船」「恋はつづくよどこまでも」ほか、数々のヒット作を生み出してきたドラマ制作陣らが参画して、共にメンバーを選出し、デビューまでを全面的にサポートしていく。

オーディションは全国の10代女性を対象に行われ、約9,000人の応募が集まり、3次審査には41人が参加した。3次審査では、それぞれの個性を引き出す自己PRタイムと、過去のTBSドラマのワンシーンを参加者同士で演じる演技審査を実施。多くの参加者が演技未経験ながらハイレベルで、総合プロデューサーである秋元をはじめ、審査に参加したTBSドラマ制作陣が感心する場面も。その中から最終的に選出されたプロジェクトメンバーは、最年少は13歳で、北は青森、南は福岡まで全国各地から女優の原石が集まった。

合格発表翌日には、人気フォトグラファーのMARCOが彼女たちの宣材写真を撮影。プロジェクトロゴにちなんだカラーでスタイリングされた彼女たちの魅力を一人一人引き出した。多くのメンバーがプロのメークやカメラマンによる撮影が初めてという状況ながら、撮影の中で表情がみるみるうちに変わり、まさに女優への第一歩を踏み出した瞬間となった。

プロジェクトメンバーは、「私が女優になる日_」にて、彼女たちのために書き下ろされるドラマ(青春群像劇)への出演をかけて演技バトルをしていく。そのほか、メンバーの育成期間中の活動はプロジェクトが全面的にサポートし、活躍の場を検討、長期的にマルチな活躍ができる場を模索していく。

総合プロデューサーの秋元は、「今回、こういう人材が欲しいという先入観なしに臨めたことが、僕が今までに審査をしてきたオーディションとは違いました。おそらく、応募された皆さんも、どんなオーディションになるのか、想像できなかったでしょうから、どなたの表情も緊張はしていたものの、とても初々しかったです。一人一人、女優の原石として、どんなふうに磨かれていくのかとても楽しみです」と期待を寄せる。

TBSテレビ代表取締役社長の佐々木卓氏は「終日モニターで見学しておりましたが、皆さん才能のある方ばかりで、約9,000人から選ばれただけあって本当にキラキラしていました。審査員の皆さんは選ぶのは大変だったのだろうなと。このプロジェクトの大きな目標としては、いちTBSだけではなく、テレビ界の大スターになってほしいと思っています。テレビの持っている力を存分に見せられるようなスターに、さらにいえば、日本だけでなく、世界に羽ばたく女優になってくれることを期待しています。TBSとしても大規模なオーディションは70年の歴史で初めてですので、全社をあげて盛り上げていきたいです」と意気込みを伝えた。

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