【MLB】大谷翔平、10戦連続安打&打率.600は「アンビリーバブル」 OB解説者も脱帽

レンジャーズとのオープン戦に「1番・DH」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

グビザ氏は「アウトになる時も強い打球」と

■レンジャーズ 6-4 エンゼルス(オープン戦・日本時間24日・サプライズ)

エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、レンジャーズとのオープン戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で中前打を放ち、3打数1安打だった。オープン戦10試合連続安打で打率.600(25打数15安打)、4本塁打、7打点、2盗塁、OPS1.701と打ちまくる二刀流右腕をメディアやOB解説者らが称賛している。

地元紙のロサンゼルス・タイムズは「ショウヘイ・オオタニがスプリングトレーニングでの活躍を続ける」とし、この日のパフォーマンスに言及。「内野を破る強烈なゴロで安打を放ちオープン戦での連続安打を10試合に伸ばした。彼は盗塁も決め、ウォーニングトラックまでフライを飛ばした」と説明した。大谷は中前打で出塁した後、3回2死一、三塁の場面で二盗に成功。第3打席の左飛はフェンス手前まで飛んだ当たりだった。

また、地元放送局「FOXスポーツ・ウエスト」で解説を務めるエンゼルスOBのマーク・グビザ氏も称賛のコメントを続けた。打席に入る時点で「素晴らしい。アンビリーバブルですね。パワーを見せつけています。アウトになる時も強い打球ですね。ショウヘイ・オオタニがスプリングトレーニングで良いスイングをする姿は普段見ることはありません。日本にいた時も、彼は投打で苦しんでいました。彼が両方を上手くやっているのは素晴らしいですね」とオープン戦での活躍は過去に見られなかったことだと説明。

中前打を放つと「今回はしっかり引き付けました。前回の打席では三振に倒れました。前回はどうやってボールを捉えようかと戸惑っているようでしたが、今回はライナーを打っていますね」と解説した。

圧巻の打撃を続ける一方、21日(同22日)のパドレス戦では「1番・投手」で出場し、メジャー自己最速の101.9マイル(約164キロ)をマークした。投打両方で進撃を続ける大谷には称賛の言葉しか見当たらない。(Full-Count編集部)

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