谷亮子氏 急死の古賀稔彦さんに「可愛がってくださった姿が忘れられない」

谷亮子氏

柔道のバルセロナ五輪男子71キロ級金メダリストで〝平成の三四郎〟こと古賀稔彦さん(享年53)が24日朝に死去したことを受けて、柔道女子48キロ級で五輪2大会金メダリストの谷亮子氏(45)が追悼のコメントを発表した。

「突然の訃報に接し、もうお会いできないと思うと悲しすぎます。現役時代は世界中のファンの皆さんを豪快な一本背負いで魅了し、感動させてくれましたし、指導者になられてからも全国の子供たちや多くの方々に広く柔道の素晴らしさを伝えられ、普及発展に多大な貢献をされてきました。最も尊敬する柔道家であり、常に柔道界に新しい風を吹かせてくれた方です」と先輩の死をいたんだ。

続けて「古賀先輩との思い出は数え切れない程ありますが私が中学生の頃からバルセロナ五輪等の大会に一緒に出場し、いつも『亮子、亮子』と言って可愛がってくださった姿が忘れられません。『平成の三四郎』古賀先輩の優しい笑顔と迫力ある柔道は輝き続けています。ご冥福をお祈りいたします」と現役当時を振り返り故人をしのんだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社