中国、ワクチン提供で圧力か

台湾と外交関係持つパラグアイに

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 【台北、サンパウロ共同】南米で唯一台湾と外交関係を持つパラグアイは24日までに、中国政府の代理人と称する仲介業者らが新型コロナウイルスのワクチン提供の条件として台湾との断交を要求したと明らかにした。台湾外交部(外務省)は「ワクチンを政治手段に利用すべきでない」とし、台湾外交に対する攻撃だと中国に反発した。

 パラグアイ外務省は声明で、業者らが正統な「代理人」かどうかは疑問が残るとしつつ、ワクチン提供の条件に台湾との関係断絶をほのめかすことは「パラグアイの主権に影響を与えかねない」と非難した。