古賀稔彦さんの死因は「がん」マネジメント会社が発表 29日に告別式

在りし日の古賀さん

24日朝に53歳で死去した1992年バルセロナ五輪柔道71キロ級金メダリストで“平成の三四郎”と呼ばれた古賀稔彦さんの死因はがんだったと、同氏のマネジメント会社が発表した。28日に通夜、29日に告別式が行われる。

この日朝、突然の訃報に日本中に衝撃が走り、悲しみに包まれた中、バルセロナ五輪男子78キロ級金メダリストの吉田秀彦氏(51=パーク24総監督)や同五輪95キロ超級銀メダルの“元暴走王”小川直也氏(52)をはじめ生前に親交のあった関係者が追悼コメントを寄せていた。

古賀氏は、1988年ソウル五輪から3大会連続で五輪に出場。バルセロナ五輪では、左ヒザに重傷を負いながらも不屈の精神で金メダルに輝き、96年アトランタは78キロ級で銀メダルを獲得した。90年には体重無差別級で日本一を決める全日本選手権では、体重差をものともせず、決勝に進出。最後は小川氏に敗れたが、準優勝を果たしていた。

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