3月24日、富士スピードウェイで12時から全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権の合同テストが開幕した。2時間のセッションでは、終盤のアタックで1分33秒921をマークした佐藤蓮(TODA RACING)がトップタイムをマーク。僅差で名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)が2番手、3番手には平良響(TOM’S)が続いた。
3月10〜11日に行われた鈴鹿での合同テストに続き、富士スピードウェイで行われた合同テスト。今回は12台が参加し、14名のドライバーがエントリー。晴天に恵まれた24日の12時から合同テストのセッション1がスタートした。
アクシデント等はなく2時間のセッションが行われたが、上位陣は1分34秒台から少しずつタイムを上げていく展開となり、終盤には各車がニュータイヤを投入しアタックを展開した。このなかで1分33秒921をマークしたのは佐藤。鈴鹿から投入した車両とエンジンのセットアップが進み、初日をトップで終えた。
2番手には僅差で名取がつけ、アタック時にリヤウイングにトラブルを抱えながらも、3番手には平良が続いた。4番手にはセッション前半にセットアップに苦しんだ河野駿佑(RS FINE)が、5番手には今回新カラーリングとなったジュリアーノ・アレジ(TOM’S)がつけた。
また、1台に2名ずつエントリーしたマシンでは、B-MAX ENGINEERINGの4号車は佐々木大樹がまずステアリングを握り、途中今田信宏に交代。同じくB-MAX ENGINEERINGの51号車は、小山美姫が乗り込み走行。11番手につけた。
スーパーフォーミュラ・ライツ富士合同テストは3月25日は9時から2時間、14時から2時間のセッションが予定されている。
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
富士合同テスト 3月24日 セッション1タイム
Pos. No. Driver Team Car Time Laps
1 2 佐藤蓮 TODA RACING ダラーラ320/スピースA41 1’33.921 44/48
2 50 名取鉄平 B-MAX RACING TEAM ダラーラ320/スピースA41 1’33.968 45/46
3 37 平良響 TOM’S ダラーラ320/トムスTAZ31 1’34.204 57/62
4 35 河野駿佑 RS FINE ダラーラ320/トムスTAZ31 1’34.260 47/48
5 36 ジュリアーノ・アレジ TOM’S ダラーラ320/トムスTAZ31 1’34.290 36/53
6 10 三宅淳詞 ルーニースポーツ ダラーラ320/スピースA41 1’34.343 32/42
7 4B 佐々木大樹 B-MAX ENGINEERING ダラーラ320/スピースA41 1’34.491 21/22
8 5 神晴也 ALBIREX RACING TEAM ダラーラ320/東名TB14F3 2020 1’34.603 46/48
9 1 野中誠太 TOM’S ダラーラ320/トムスTAZ31 1’34.684 58/63
10 30 DRAGON B-MAX ENGINEERING ダラーラ320/スピースA41 1’35.451 27/29
11 51A 小山美姫 B-MAX ENGINEERING ダラーラ320/スピースA41 1’35.802 35/40
12 4A 今田信宏 B-MAX ENGINEERING ダラーラ320/スピースA41 1’36.035 8月19日
13 11 植田正幸 ルーニースポーツ ダラーラ320/スピースA41 1’38.397 27/29
天候:晴れ 路面:ドライ