【スターダム】ジュリア&朱里 DDM同門対決前に“舞ひめ”を痛烈批判「頭の中お花畑?」

左からジュリア、朱里

女子プロレス「スターダム」4月4日横浜武道館大会でゴッデス・オブ・スターダム王者の舞華、ひめか(23)組に挑戦するジュリア(27)と朱里(32)が、ドンナ・デル・モンド(DDM)同門王座戦を前に身内へ痛烈な言葉を連発した。

春のビッグマッチのメインイベントは、団体最高峰王座のワールド王座戦(王者・林下詩美VS挑戦者・ビー・プレストリー)を差し置いて、DDMの同門タッグ王座戦が据えられた。ジュリアは団体に感謝を述べつつも、王者組の現状に対しては厳しい見解を述べた。

ユニット内の仲間であっても競争相手でありライバルというDDMのポリシーを再確認しつつ「舞華とひめか、なんだか雰囲気が緩くなってるんじゃない? ライバルでもあるのに、大事な試合の前にお揃いのネックレスを交換して、お揃いのマニキュアを塗って、うちらとのタイトルマッチが決まったあとに映画館に行って『トムとジェリー』を見てお花畑に行って? どうしちゃったの? 頭の中お花畑になっちゃった?」と私生活を問題視。別にオフの時間に「トムとジェリー」くらい見てもよさそうな気がしないでもないが、ジュリアの見解は違う。

「(自分たちも)2人でメシに行くことはある。でもだいたい焼肉かファミレスで、プロレス以外の話はほとんどしません。そんなんでジュリアと朱里を倒すなんて、ちゃんちゃらおかしいんだよ! 今のこの2人に負ける気は一切しません」と切り捨てた。まさかファミレスでのプロレス談議の重要性を説くレスラーが内藤哲也(38=新日本プロレス)以外にもいたとは驚きだ…! 朱里も「今のままで、勝てると思ってるの? 舐めてんの? ほとんどの人が、私とジュリアが勝つと思ってるんじゃないかな。タッグ王者としてメインに立つ意味、なにか2人は考えてるの?」と王者組の姿勢に疑問符を突き付けた。

だが王者組も言われっぱなしでは終われない。舞華はジュリアに対して「お花畑は、お前だろ。DDMは上も下もない、対等なユニット。そう言ったよな。なのにいつも真ん中に立ってリーダーぶりやがっって。私がお前に勝って、今後2度と真ん中には立たせない。そして最後に横浜武道館で一番輝いてるのは私たちだ」と応戦。ひめかも「多くの人がジュリア、朱里が勝つんじゃない?って言ってるなか『舞ひめ』がキッチリと勝利して、女子プロレス最強のタッグとなり、そしてDDMを女子プロレスの象徴となるユニットにしてあ・げ・る」と自信をのぞかせていた。

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