【MLB】レッドソックス・澤村 4度目の登板で初めて走者許さず

結果を出した澤村

レッドソックス澤村拓一投手(32)は24日(日本時間25日)にフロリダ州フォートマイヤーズで行われたオリオールズとのオープン戦に2―0の6回二死無走者に2番手としてマウンドに上がり、1回1/3を無安打2三振だった。4度目の登板で初めて走者を許さず、イニングをまたいだ。

6回は3番ネビンに対しストライクを先行させ、カウント2―2から低めのストレートを打たせ、高いバウンドの一ゴロに打ち取った。

7回は4番ルイーズをカウント2―2からスプリットで空振り三振、続くバレイカはカウント1―2から外角低めのストレートで見逃し三振、最後はウリアスをフルカウントから三ゴロに打ち取った。制球が安定して危なげなかった。

試合前にオンライン会見したブッシュ投手コーチは澤村について「それぞれの登板は、前の登板よりもベターになっている。(前回の登板では)ストレートは素晴らしかったし、スライダー、スプリットでストライクも取っていた」と評価していた。その上で「そのうち、(オープン戦での)連投もすることになると思う」と言及した。開幕に向けて着実に前進している。

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