資料・参考人要求に応じるのは政府与党の努め

立憲民主、日本共産、国民民主、社会民主の4野党幹事長書記局長は24日の話し合いで参院予算委員会での野党側要求の参考人や資料に関し与党の対応は誠実でないとし、与党に応じるよう強く求めていくことなどを確認した。

 立憲民主党の福山哲郎幹事長は予算委員会への参考人招致や資料提出に政府与党が応じない場合についての対応を記者団に問われ「接待の問題、東北新社の違法な外資規制問題も含め、資料要求、参考人要求に応じるのが政府与党の努めだ」と強く求めた。

 4党幹事長書記局長会談では、このほか国会提出の19法案1条約にミスがあったことに関し「前代未聞の状況」と深刻に受け止め「立法府と行政府の関係を改めて立て直すため、一旦立ち止まり、行政府が総点検、是正し報告するよう求める」ことにしたほか、4月の補欠選挙と再選挙に関し、それぞれの党の立場を理解しつつ、できるだけ協力していくことを確認した。

 立憲の福山幹事長は法案ミスが多数出ている問題について「何が間違っていて、何が合っているのか分からない法案を審議しろと言っても、審議できる状況でない。審議できる環境を早く整えろということだ」と語った。(編集担当:森高龍二)

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