阿部一二三 “古賀魂”で金メダル誓う「豪快な担ぎ技で海外選手を倒す姿は憧れだった」

阿部一二三

柔道男子66キロ級東京五輪代表の阿部一二三(23=パーク24)が〝古賀魂〟で金メダル獲得を誓った。

1992年バルセロナ五輪柔道71キロ級金メダリストの古賀稔彦氏(享年53)が24日に亡くなったことを受け、阿部は25日にオンラインで取材に対応。突然の訃報に「びっくりした。日体大の先輩である古賀先生のような柔道家になれるように精進していきたい」。東京五輪へ向けては「豪快な担ぎ技で海外の選手を倒していく姿は憧れだった。古賀先生のような豪快な担ぎ技で自分も五輪で優勝したい。少しでも近づけるように、これからも頑張っていきたいと思う」と力をこめた。

古賀氏との思い出について「中学、高校のときに言葉をかけてもらって、いろいろアドバイスをもらった。具体的にはっきりと覚えていないが、とてもうれしかったし、初めて言葉をかけてもらった喜びは今でも覚えている」と、しみじみ語った。

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