新幹線車両のアルミを再利用

JR東海が開発、店舗内装に

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通常のアルミニウム(上)、新幹線車両に使われていたアルミ(下左)、塗装を落としたアルミ(下中央)、抽出したアルミ素材(下右)

 JR東海は25日、新幹線の車両に使われるアルミニウムから再利用可能なアルミ素材を抽出する技術を開発したと発表した。新たにアルミを製造するよりも二酸化炭素(CO2)排出量を97%削減できる。店舗の内装設備などに再利用する。品質が高く精密機械や建築材料にも使えるとして、販路の拡大を目指す。

 新幹線の車両には特殊な塗装が施されたり、断熱材やボルトが付着したりしているため、再利用するには素材の抽出が難しかった。

 今回、低コストで塗装を落として純度が高いアルミ素材だけを取り出すことに成功。グループ内で商業施設の壁や柱に使用して問題がないことを確認した。

新幹線車両のアルミニウムを再利用した「ザ・ボディショップ」の新店舗のイメージ