【関西まとめ】2021お花見スポット!定番から穴場まで桜の名所12選

大阪は数あるお花見スポットの中でも穴場を、京都は風情ある「しだれ桜」の名所を、奈良は人気お花見スポットを中心にご紹介! それぞれに異なる風情を楽しみながら、春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。

大阪で桜を楽しめる穴場スポット4選

大阪では、広々とした公園やお寺で楽しめる桜スポットをピックアップしました。お散歩がてらふらっと立ち寄ってみるのもおすすめですよ。

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、シートを敷いての飲食を伴うお花見はお控えください。

1.【大阪市北区】毛馬桜之宮公園

(C)(公財)大阪観光局

長さ4.2kmのリバーサイドパーク「毛馬桜之宮公園」には、ソメイヨシノやヤマザクラといった約4,800本の桜が咲き誇ります。川面にゆらゆらとピンク色の桜の花びらが流れる、水都・大阪ならではの景色も堪能できますよ。
日没後にはライトアップも行われるので、日中とはまた違った幻想的な雰囲気が楽しめます。

■例年の見頃:3月下旬~4月中旬
■住所:大阪府大阪市北区天満 ほか
■アクセス:Osaka Metro・京阪「天満橋駅」、JR「大阪城北詰駅」、JR「桜ノ宮駅」から各所へ
■時間:24時間散策可能
■電話番号:06-6312-8121(扇町公園事務所)

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
※発熱等体調不良の際はご入園をお控えください。
※園内ではマスクを着用をお願いします。
※園内散策の際は、他のご入園者の方々との距離を十分にお取りください。

2.【豊中市服部緑地】服部緑地

126.3ha(甲子園球場の約33倍)もの規模を誇る「服部緑地」は、北摂市民の憩いの場。「日本の都市公園100選」「日本の歴史公園100選」にも選定されています。
園内にはソメイヨシノを中心に約1,300本の桜の木があり、円形花壇横に登場したお花見エリア「サクラの杜」や多彩な遊具が設置されている「いなり山児童遊戯場」、第1駐車場南の桜並木などが見どころ!
植物園やバーベキュー施設もあるため、お花見だけでなく1日中遊べる点も魅力です。

■例年の見頃:3月下旬〜4月初旬
■住所:大阪府豊中市服部緑地1-1
■アクセス:北大阪急行「緑地公園駅」から徒歩5分
■時間:24時間散策可能
■電話番号:06-6862-4945

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
※園内ではマスクの着用にご協力ください。
※こまめな手洗い、手指の消毒にご協力ください。
※園内では他のご入園者様との距離(1~2m程度)を保って下さい。
※大阪コロナ追跡システムの登録をお願い致します。

3.【堺市堺区】大仙公園

世界文化遺産に登録された「仁徳天皇陵古墳」と「履中天皇陵古墳」の周囲に位置する「大仙公園」。「日本歴史公園100選」にも選ばれています。
園内では、ソメイヨシノやヤマザクラ、ヤエベニシダレなど約1,000本の桜が迎えてくれて、近隣住民の憩いの場にもなっています。品種によって10日ほど咲く時期が異なるため、長くお花見を楽しめるでしょう。

■例年の見頃:3月下旬〜4月上旬
■住所:大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁204
■アクセス:JR「百舌鳥駅」から徒歩5分
■時間:24時間散策可能
■電話番号:072-241-0291

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
※体調不良の方、感染リスクを心配される方は、ご入園をお控えください。
※園内ではマスクの着用にご協力ください。
※体温が37.5℃以上ある方のご入園をお断りしています。
※こまめな手洗い、手指の消毒にご協力ください。園内の各所にアルコール消毒液を設置していますので、ご利用下さい。

4.【箕面市勝尾寺】勝尾寺

自然豊かな「箕面国定公園」の中にある“勝運のお寺”として有名な「勝尾寺」では、四季折々の花が楽しめます。
約80,000坪の広々とした境内には約1,000本の桜が植えられており、3月にはヒカンザクラ、4月になるとウバザクラやヤエザクラ、ヤマザクラ、ほかではなかなか見ることができない珍しい黄色い桜などが次々と開花します。美しい桜をいたるところで眺めることができるのが同スポットの特長。なかでも、山門にある優美なシダレザクラは一見の価値ありです!
「勝尾寺」の桜は比較的遅咲きなので、お花見のピークを逃したときや「まだ桜を見足りない!」というときにぴったりですね。

__【入山料金】
高校生以上400円、小中生300円、未就学児100円、2歳以下無料__

■例年の見頃:4月上旬〜下旬
■住所:大阪府箕面市勝尾寺
■アクセス:北大阪急行「千里中央駅」から阪急バスで33分、「勝尾寺バス停」下車すぐ
■時間:8:00〜17:00、土曜8:00〜17:30、日曜・祝日8:00〜18:00
■電話番号:072-721-7010

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
※境内ではマスクの着用にご協力ください。
※こまめな手洗い、手指の消毒にご協力ください。境内の各所にアルコール消毒液を設置していますので、ご利用下さい。
※37.5℃以上の発熱、風邪の症状がある方のご入山はご遠慮ください。
※境内、施設内では他の参拝者様との距離(1~2m程度)を保って下さい。

京都でしだれ桜を楽しめる名所4選

京都では、風情あるしだれ桜の名所をピックアップ! 例年3月下旬~4月上旬に見頃を迎える京都の「しだれ桜」。今年はすでに満開のところも多いようですので、おでかけの際は事前に開花状況を確認することをおすすめします。

5.【京都市北区】平野神社

魅桜

京都の数ある神社仏閣の中で、とりわけ桜の名所として知られている「平野神社」。境内に植えられた桜はおよそ400本で、種類はなんと60にも及びます。さまざまな色・形の桜を一カ所で楽しめるのはうれしいですね。
なかでも際立っているのが、中門の前にある「魁(さきがけ)桜」の優美さ。京都で見られる桜の中では早咲きの品種にあたるため、「魁桜」が咲き始めると「京都のお花見が始まった」と言われるのだそうです。

【拝観料】桜苑:500円

■例年の見頃:3月下旬~4月中旬
■住所:京都府京都市北区平野宮本町1
■アクセス:京都市バス「衣笠校前」から徒歩3分
■営業時間:6:00~17:00(通常)、6:00~21:00(桜の季節)
■定休日:なし
■電話番号:075-461-4450

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
マスクの着用/消毒液の設置/ソーシャルディタンスのお願い

6.【京都市東山区】高台寺

豊臣秀吉の菩提を弔うために、正室「ねね」が建てた名刹「高台寺」。
広々とした境内の中でも、大きなしだれ桜が植えられている方丈前庭には、ひときわ和の美しさを感じます。
桜のピンク色が、庭園に敷き詰められた白砂によく映えていますね。天気が良ければ空の青さも加わって、まるで絵画のような光景が広がります。

【拝観料】
大人600円、中高生250円

■例年の見頃:3月下旬~4月上旬
■住所:京都府京都市東山区高台寺下河原町526
■アクセス:市バス「東山安井」から徒歩7分
■拝観時間:9:00~17:00 ※閉門17:30(3/12~5/5は9:00~21:30 ※閉門22:00)
■定休日:なし
■電話番号:075-561-9966

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
京都府が発表した「感染拡大予防ガイドライン」に準拠した策の実施
※30名以上の参拝者および修学旅行生の団体に関しては、「日本旅行業協会」が発行した「旅行関連業における新型コロナウイルス対応ガイドラインに基づく国内修学旅行の手引き」での、「12.入場観覧施設利用上の対策」を講じての対応をしています。

7.【京都市西京区】十輪寺

京都市の郊外に位置する「十輪寺(じゅうりんじ)」は、桜の穴場スポット。
こちらのしだれ桜には、お寺にゆかりのある歌人「在原業平(ありわらのなりひら)」にちなみ「なりひら桜」の名がついています。
「なりひら桜」が植えられているのは「三方普感(さんぽうふかん)の庭」と呼ばれる庭の中。ここでは「立って見る」「座って見る」「寝て見る」という「3つの見方」で感じ方が変わるのだとか。また、裏山に登って桜を見下ろすこともできるため、ひとつの桜で4通りの風情を楽しむことができます。訪れた際にはゆっくりと見え方による違いを味わいたいですね。

【拝観料】400円

■例年の見頃:3月下旬~4月上旬
■住所:京都府京都市西京区大原野小塩町481
■アクセス:阪急バス「小塩」から徒歩2分
■営業時間:9:00~17:00
■定休日:不定休
■電話番号:075-331-0154

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
マスクの着用

8.【京都市上京区】水火天満宮

水難・火難除けにご利益のある「水火天満宮(すいかてんまんぐう)」。
境内の奥に大きなしだれ桜があり、訪れた人々の頭上を覆うように枝が垂れさがっています。
しだれ桜の下に立って空を見上げれば桜に包まれているかのような「桜づくし」の景色が広がり、思わず惚れ惚れすることでしょう。
「水火天満宮」の参拝は終日自由なので、時間帯によって変わる桜の表情を楽しむのもおすすめです。

【拝観料】無料

■例年の見頃:3月下旬~4月上旬
■住所:京都府京都市上京区堀川通上御霊前上ル扇町722-10
■アクセス:京都市バス「天神公園前」から徒歩1分
■営業時間:終日自由(0:00消灯)
■定休日:なし
■電話番号:075-451-5057

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
マスクの着用/手指の消毒/ソーシャルディスタンスの確保

奈良で桜を楽しめる人気スポット4選

奈良では、有名どころですが一度は訪れたいお花見スポットをご紹介! 古都の風情あふれるまちの雰囲気とともに、心穏やかなひと時が過ごせるでしょう。

9.【奈良市春日野町ほか】奈良公園

「春日大社」や「興福寺」、「東大寺」などの古い社寺が隣接しており、豊かな自然に囲まれている「奈良公園」。「桜の名所100選」にも選定されていて、ソメイヨシノやヤマザクラ、シダレザクラといった有名どころのほか、小ぶりで上品なナラノヤエザクラなど、さまざまな種類の桜が咲き誇ります。

奈良公園ではシカとの触れ合いも楽しみなところですが、近ごろ人とシカの事故が多発しているのだそう。
安全に花見を楽しむためにも、以下のことを守りましょう。

【奈良公園を訪れる際の注意点】
シカは野生動物ですので噛んだり、蹴ったり、突進したりしてくることがあります。
シカを叩く、追いかける、いたずらをするなどの行為はやめてください。
春は出産後のメスジカが我が子を守るため、気が荒くなっていて、人に襲いかかることがあります。
また鹿せんべい以外の食べ物(お菓子、パン、野菜、残飯など)を与えると、シカが病気になったり事故につながる恐れがあります。
ゴミを捨てると間違ってシカが食べてしまうことがあります。
奈良公園内にはゴミ箱はありません。必ずゴミは持って帰りましょう。

■例年の見頃:3月下旬〜5月上旬
■住所:奈良県奈良市春日野町 ほか
■アクセス:近鉄「近鉄奈良駅」から徒歩約8分、JR「奈良駅」から奈良交通バス(市内循環・外回り)で「県庁前」下車、もしくは目的の社寺や施設名のバス停で下車
■時間:24時間散策可能(吉城園は9:00〜17:00 ※最終入園16:30)
■電話番号:0742-22-0375

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
※体温が37.5℃以上ある方、体調不良の方、感染リスクを心配される方は、ご入園をお控えください。
※マスクの着用にご協力ください。
※こまめな手洗い、手指の消毒にご協力ください。
※咳エチケットにご協力ください。
※厚生労働省の新型コロナウイルス接触確認アプリCOCOAのインストールをお願いします。

10.【生駒郡斑鳩町】三室山

古くから紅葉の名所として知られている「三室山」。現在では桜の名所としても注目を集めています。
桜が満開になると、山の半分もの面積がピンク色に染まるのだそう。
標高82mほどの小さな山なので、散策がてら山に登ってお花見を楽しむのはもちろん、ふもとを流れる川の岸辺から桜を見上げるのもおすすめです。
ちなみに、「みむろ」は「御室」「三室」と書き、神の鎮座する山や森を表しているそうです。

■例年の見頃:3月下旬~4月上旬
■住所:奈良県生駒郡斑鳩町神南4
■アクセス:JR「王寺駅」から法隆寺方面行きバスで「三室山下バス停」下車徒歩10分
■時間:24時間散策可能
■電話番号:0745-74-6800(斑鳩町観光協会)

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
※体調不良の方、感染リスクを心配される方は、入場をお控えください。
※マスクの着用にご協力ください。
※咳エチケットにご協力ください。

11.【大和郡山市城内町】郡山城跡

安土桃山時代大和の武将・筒井順慶(つつい じゅんけい)ゆかりの「郡山城跡」。
「日本さくら名所100選」に選定されていて、約800本の桜がお堀を囲むように植えられています。
ソメイヨシノやヤマザクラ、シダレザクラ、ヤエザクラなど、城跡で咲き乱れる桜は天守台展望施設から一望することもできます。
また、毎年桜の開花に合わせて「大和郡山お城まつり」を開催。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、2021年3月24日〜8月22日の152日間にわたる分散型・回遊型イベントとして実施。メインイベントである「郡山春の陣」は2021年3月24日~4月7日に行われます。
江戸時代の風情残る街並みも一緒に楽しめるスポットです。

■例年の見頃:3月下旬~4月上旬
■住所:奈良県大和郡山市城内町
■アクセス:近鉄「郡山駅」から徒歩7分、JR「郡山駅」から徒歩15分
■時間:24時間散策可能
■電話番号:0743-52-2010(一般社団法人大和郡山市観光協会)

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
※体調不良の方、感染リスクを心配される方は、入場をお控えください。
※マスクの着用にご協力ください。
※体温が37.5℃以上ある方のご入園をお断りしています。
※こまめな手洗い、手指の消毒にご協力ください。
※咳エチケットにご協力ください。
※厚生労働省の新型コロナウイルス接触確認アプリCOCOAのインストールをお願いします。

12.【吉野郡吉野町】吉野山

全国的にも桜の名所として有名な「吉野山」。
昔から桜が多いこちらでは、シロヤマザクラを中心に約200種・30,000本もの桜が楽しめます。吉野山の桜は“一目千本”ともいわれ、山全体が桜で埋め尽くされる光景はまさに圧巻の一言。
山下から下千本、中千本、上千本、奥千本と呼ばれていて、例年4月上旬より下千本から山上へと順に開花していきます。
開花状況に合わせて夜のライトアップも行われるので、幻想的で美しい夜桜も堪能したいですね。

■例年の見頃:3月下旬~4月中旬
■住所:奈良県吉野郡吉野町吉野山
■アクセス:近鉄「吉野駅」から吉野山ロープウェイ「吉野山駅」下車すぐ
■時間:24時間散策可能、夜間ライトアップは18:00〜22:00
■電話番号:0746-39-9237

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
※体調不良の方、感染リスクを心配される方は、来訪をお控えください。
※マスクの着用にご協力ください。
※体温が37.5℃以上ある方の来訪はお控えください。
※こまめな手洗い、手指の消毒にご協力ください。観光駐車場及び観光案内所にアルコール消毒液を設置していますので、ご利用ください。
※咳エチケットにご協力ください。
※厚生労働省の新型コロナウイルス接触確認アプリCOCOAのインストールをお願いします。

関西の桜の名所でお花見を楽しもう!

大阪・京都・奈良のお花見スポットをまとめてご紹介しました。
今年は密を避けて、コロナ対策を万全にして春の訪れを楽しみたいですね。ぜひ記事を参考に、お気に入りのスポットを見つけてみてくださいね。

※新型コロナウイルス感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉・密集・密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
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