4月3日にウズベキスタン・タシケントで、IBF世界スーパーバンタム級正規&WBAスーパー王者のムロジョン・アマダリエフ(26=ウズベキスタン)との王座統一戦に臨むIBF同級暫定王者の岩佐亮佑(31=セレス)について、所属ジムの小林昭司会長(46)が現地での対策法を明かした。
タシケントでは、練習場としてジムを使うこともできる環境が整えられている。
だが小林会長は「ジムは広くて寒い。なのでホテルの部屋でベッドをどかせて、暖房をガンガンかけて体を動かすようにします」と明かした。
これは過去の米国遠征でも実践したやり方。さらに、宿泊するホテルの部屋にはバスタブがついていることが確認できているため、ここにお湯をたっぷりと張り、暖房と合わせて「あいつの部屋はジャングルみたいになってると思います」(小林会長)環境にするという。
天気予報では最高気温が20度を超える一方で、最低気温は氷点下近くまで冷え込むこともあるだけに、体調管理を徹底させるため「基本的にホテルからは出ません」(同会長)。
コロナの影響で直行便が運休となっており、移動は欧州を経由しての長旅を強いられる。それでも勝てば得られるものは大きいだけに、万全を期して大一番に臨む。