五島を日本ジオパークに 2年ぶり認定申請へ

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日本ジオパーク認定に向けて2年ぶりに申請することを決めた臨時総会=県五島振興局

 長崎県五島市の地質や自然、歴史などの日本ジオパーク認定を目指す五島列島ジオパーク推進協議会(会長・野口市太郎市長)は24日、市内で臨時総会を開催し、4月に認定申請書を日本ジオパーク委員会へ提出すると決めた。2019年の初申請では認定が見送られており、2年ぶりの再挑戦。夏ごろに現地審査があり、9月に認定可否が判明する。
 前回の審査で受けた指摘を踏まえ、協議会が共有する新たな基本理念を「大地に刻まれた魅力ある五島列島の記憶を未来につなぐ」と決定。実現に向けた具体的手法として、学校教育、研究機関との連携、女性や若者の参画、ジオツアー実施やジオガイド養成など、七つの柱を固めた。
 同協議会は前回の認定見送り後、市外からジオパーク専門員2人を招いた。専門員を中心に、学校での出前講座やユーチューブ配信する解説動画の制作、ジオガイド研修などに取り組んでおり、「地道な活動で徐々に市民に広がってきた。認定によってさらにジオパーク活動を広げたい」として再申請を決めた。
 将来的には新上五島町などとの連携も視野に、五島列島の官民が一体となった活動を目指すという。