石木ダム付け替え道路 長崎県、工期6月末まで延長へ

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 長崎県と佐世保市が東彼川棚町に計画する石木ダム建設事業に伴う県道付け替え道路工事で、県は25日、反対住民らが抗議の座り込みを続ける区間の盛り土工事の工期を、26日から6月末まで3カ月間延長する方針を決めた。26日付で業者との契約を変更する予定。
 県道付け替え道路は全長約3.1キロのうち約1.1キロの区間で工事が進む。このうち、座り込み場所周辺の約140メートルの区間では、住民が設置したテーブルなど私物の撤去要請などに応じず工事が滞っている。県は昨年、工期を3度延長。昨年12月に施工業者との契約をいったん打ち切り、1月から他区間を施工する別の業者に依頼して工事を再開していた。
 県は住民らが工事現場に入れないように土のうやネットを設置し、安全対策をとりながら工事を急いでいたが工期内完了は難しくなった。県河川課は「完了できなかったのは残念だが、安全に配慮しながら進めたい。私物の移動について引き続きお願いしていく」としている。