鷹、開幕戦5連勝で連覇へ好発進! 球団タイ開幕戦4発で苦手ロッテに快勝

ソフトバンク・柳田悠岐、甲斐拓也、今宮健太、周東佑京(左上から時計回り)【写真:藤浦一都】

今宮の先制2ランに始まり、周東、柳田、甲斐が本塁打を放つ

■ソフトバンク 8-2 ロッテ(26日・PayPayドーム)

ソフトバンクが開幕戦を白星で飾り、2年連続のリーグ優勝と5年連続の日本一に向けて好スタートを切った。26日に本拠地PayPayドームで行われたロッテ戦。球団タイ記録となる開幕戦4本塁打が飛び出し、苦手とするロッテの二木を攻略。2017年から続く開幕戦の連勝を5に伸ばした。

電光石火の一撃で先制した。初回、先頭の周東が中前安打で出塁すると、続く今宮が初球を左翼スタンドへ。1号2ランとなり、わずか4球で2点を先制した。3回には周東が右翼スタンドへのソロを放ってリードを拡大。6回には主砲の柳田にも2ラン、そして7回にも甲斐にソロが出て一発攻勢でリードを奪った。

初の開幕投手を任された先発の石川は7回までロッテ打線を1失点に抑える好投。3回までパーフェクトに封じると、5回には1死満塁、6回には1点を失いなおも2死満塁のピンチを背負ったが、なんとか凌いだ。8回からは鉄壁のリリーフ陣がロッテに反撃を許さず。8回を嘉弥真、泉が凌ぐと、9回は森が抑えてリードを守り、昨季唯一負け越した苦手ロッテに開幕戦で快勝した。

ロッテは先発の二木がソフトバンクの一発攻勢に沈み、6回途中5失点でノックアウト。打線は5回、6回に満塁のチャンスを作ったものの、あと1本が出ず、マーティンのソロによる1点止まりに終わった。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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