U―24アルゼンチン代表が26日のU―24日本戦(東京)で、斬新なFKに対する守備を披露した。
1―0の前半29分。U―24アルゼンチン代表は、MF久保建英(19=ヘタフェ)のFKに備え、壁をつくった。ここまではいつもの光景だが、その背後を見てみると…。FWマティアス・バルガス(23=エスパニョール)が、ピッチ上に横になっていた。壁の下を抜くシュートを警戒しこのような行動を取ったのだろう。
壁の後ろに選手が待機するパターンのはよく見かけるだけに、その〝進化系〟というべきパターン。過去にも公式戦で取り入れたチームはあったとはいえ珍しい光景だ。
ただ、そんな準備もむなしく久保の放ったシュートはクロスバーの上を通り過ぎていった。