そろそろ始めよう!ニューノーマル時代の「新しい紫外線対策」3つのポイント

おはようございます。エステティシャン・美容家の永松 麻美です。皆さんにおすすめしたい朝美容コスメやテクニックを土曜日(隔週)にお届けしています。

今朝は、新しい時代の新しい「紫外線対策」の常識についてお伝えします。

【1】マスクの下も日焼け止めは必須!

昨年から続く「マスク生活」。出かけるときの必需品になって一年が経とうとしています。

去年よく聞いたのは「マスクをするときはメイクをしない」「日焼け止めをしない」という声。しかし、実は肌の老化を進める紫外線A波は雲も窓ガラスも、そして布製品も通過して肌の奥に届き、少しづつ肌のハリ弾力を奪い「シワやたるみ」を進行させます。

肌の健康、そして肌老化のスピードをゆるやかにするためには、マスクをしてもその下に日焼け止めをするのがマスト。「PA++」(紫外線A波防御効果がかなりある)以上のものを選びましょう。

【2】ブルーライトも大気汚染もカットが当たり前

近年の下地、日焼け止めの進化は目覚ましいものがあり、排気ガスやPM2.5などの大気汚染物質から肌を守る「アンチポリューション」、スマホやPCなどの光から肌を守るブルーライトカットなど、紫外線A・B波の防御だけではない効果が加わった製品が多く出ています。

外出が減り、家の中にいる時間が長い人も多いはず。ですが、窓ガラスを通過する紫外線A波、そして家の中でこそ注意が必要なブルーライトから肌を守るアイテムは必須。

日焼け止めは、SPF値だけではなくブルーライトなどをカットするタイプを選ぶのがもはや常識になりつつありますよ。

【3】最強の日焼け止めは自分の「バリア力」

高性能の製品、使用感の良い製品がどんどん出てくる近年の日焼け止め。新しい技術が出てきても、結局一番の日焼け止めは「自分自身の肌のバリア機能」なのではないか、とも思います。

肌はもともと、紫外線から細胞を守ために紫外線を反射したり防御する機能を持っています。それらがしっかりと働いた上で日焼け止めなどの防御アイテムを使えば、鬼に金棒!ですが、肌の健康が損なわれている、肌が弱っている状態では外部刺激の影響を受けやすくなり、紫外線だけではなく様々な刺激の影響を受け肌トラブルや肌老化を促進させることに。

アイテム選びは重要ですが、「自分の肌の健康こそが、最大の防御」だと思って基本のスキンケアに励んでください。それでも肌の不調を感じるなら、食事、睡眠、生活習慣など根本からの見直しをしてみてくださいね。

肌は常に生まれ変わっている。だからこそ、肌の健康は何歳からでも、いつからでも取り戻せます。肌老化の最大の原因と言われる紫外線を予防して、いつまでも健康美肌を保っていきましょう。

☆この連載は【隔週土曜日】に更新します。次回もどうぞお楽しみに!

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