奮闘に拍手「誇らしい」 初のセンバツ 具商応援団、夏に期待

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 第93回選抜高校野球大会で、具志川商業の2回戦が行われた26日。1塁側アルプススタンドの具志川商業の応援団は、静かに闘志を燃やしていた。相手は昨年の九州大会で敗れた福岡大学付属大濠高校だ。センターを守る大城勢武太(せんた)選手の父・崇さん(43)は「リベンジマッチに対する強い思いを感じた」と、試合開始前の応援団の様子を振り返った。

 1点を追い掛ける三回裏、1死一塁で打席に勢武太選手が立った。九州大会では相手エース、毛利海大投手に打ち取られたが、今回は同点打を放った。「息子がやってくれたという思いが込み上げた」。この回はさらに1点を追加し逆転。

 「ここ(甲子園)まで連れてきてくれた」と語るのは、三塁手の知名椋平選手の父・祐樹さん(41)。

 チームは延長戦の末に涙をのんだが、奮闘した選手をたたえようと拍手が起こった。祐樹さんは「最後まで戦い抜いた椋平が誇らしかった。春の甲子園は終わるが、夏がある。思う存分練習して、次は打てるように頑張ってほしい」と期待を込めた。