【ゼロワン】今井絵理子議員の長男・礼夢が「奉納プロレス」で躍動!

プロレスの力で多くの笑顔がはじけた。〝炎の戦士〟こと大谷晋二郎(48)率いる「ゼロワン」が27日、恒例の「奉納プロレス」(東京・靖国神社)を開催した。

東日本大震災から10年の節目に迎える今大会。被災者、またコロナ禍で奮闘する医療従事者の支援を目的として入場料無料で行われ、全日本プロレスやノアなどの20団体、54選手が集結する一大イベントとなった。

第1試合には、女性グループ「SPEED」元メンバーで自民党の今井絵理子参院議員(37)の長男・礼夢(16)が、12人タッグのヤングジェネレーションバトルに登場。屋外会場のため、マスク着用において声を出しての応援が許された会場を、軽快な動きでヘッドシザーズホイップを放つなどして沸かせた。

大谷はメインでアジャコング(50)、今成夢人(35)、綾部蓮(24)の「ホットジャパン」で、田中将斗(48)、菅原拓也(37)、田村ハヤト(25)、朱崇花(22)の「リベンジャーズ」と8人タッグで激突した。

全選手が客席内を縦横無尽にねり歩く場外乱闘で観客を興奮の渦に巻き込むと、菅原に顔面ウォッシュを決めて「プロレス最高だ!」とアピール。試合には敗れたものの、大声援を受けて躍動した。

試合終了後にはこの日出場した全選手を「プロレスの力を信じるプロレスラーたちです!」とリングに呼び込み「3、2、1、頑張ろうニッポン!」のコールで、笑顔の観客と一体となり、お開きとなった。

バックステージでは「本当に多くの団体に協力していただいた。改めてプロレス界ってあったけえなと。今日集まってくれたたくさんのお客さんの応援団になれたら、こんなにうれしいことはない」としみじみと語った。

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